白林檎ベースステーション

白林檎ベースステーションは、林檎系個人サイトです。つまり、アップルコンピュータ社の Macintosh の中途半端マニアがうだうだしているだけのサイトです。得るモノ? 他人にそんなものを求める根性は間違っています。まあ、まったりと日記などをお楽しみください。

白林檎的日常

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2003.1.13

 昨日はさすがに疲れたので(何をしていたか詳しくは省略するがビデオを作っていたとだけ書いておく)、9 時にもならないうちに床に入った。そのおかげで今朝は 6 時頃目が覚めた。昨日決めていた通り昼前に父に連絡を取り、日本橋へ。本当は単にメシでも食おうじゃないかということだったのだが、ついでだから日本橋でパソコンを一緒に選ぶことにした。

 ぼくがついて行くくらいだから当然 Mac を勧める。父は要するに会社の仕事に家で手を入れられれば満足らしい。以前見ていた限りではワードでちょっと文書を作ったりエクセルにデータを入れてみたりという作業だったので、パッケージを見せたり例のキャンペーンを紹介したりしながら Mac の良さを吹き込んできた。さらには MS Office などなくても OOo があれば大丈夫とも言った。気分はフランシスコ・ザビエルである。

 明日は仕事だから夕方で早々に父は帰っていった。その頃にはどういうわけか天王寺まで地下鉄で戻ってきていたので、ついでに楽器店でギターの弦を購入。さすがに一年も張りっぱなしだとエライことになっていた。

 ja.oo.o のページテンプレートについて N 氏から最上の褒め言葉をいただく。何だかくすぐったいほどお褒めいただいてしまった。優れた人から「勉強になります」などと言われると、誇らしい反面必要以上に謙遜したい衝動に駆られる。何故なのでせう。

 阿川弘之は美しい日本語を書くと再認識。何事も見上げればキリがない。だからといって見下すことに専念するのでは、人間としてどうしようもない。わかってはいるのだけど。


2003.1.11

 夕方に起床。イカン。今年はまだあまり太陽を拝んでいない。

 起きてまずは OOo 関連のメールやら何やらを処理して、続けて Web 関連のドキュメントを一本書いた。ja.oo.o の移行作業は実を言うと年末以来一時停止中で、ぼくの作業完了待ちだったのである。で、ようやく終わったのであちこちが再び動き始めた。ぼくも引き続きサイトをメンテナンスする予定だ。そろそろウェブデザインプロジェクトの立ち上げ時かな、と思う。自分の方針を確認するのにもいいし、早めに人を集めていざというとき(== 作業量が膨大になったときとか仕事が忙しいときとか)に備える必要もあるしな。

 その後、深夜になってようやく相方が起きてきたので、まず腹ごしらえをして懸案のビデオ作りに入る。締め切りが明日(というか日付が変わっているので今日なのだが)なので、大変な騒ぎである。やれやれ。ビデオ編集は好きなのだけど、どうにも時間がかかる作業なので、始めるには結構な覚悟が必要なのだ。で、気合いを入れて朝方まで作業し、また夕方まで寝るんだろうなぁ。困ったものである。

 ところで YMO のオリジナルアルバムが再発された。デジタルリマスター盤、初回盤は  髪  紙ジャケ仕様である(髪ジャケってのはどんなジャケなのか、教えてください ATOK)。同時に全映像を収録したというウワサの DVD も発売。散財の予感がする。


2003.1.9

 ja.oo.o に初コミット。案外簡単だ。というか、Mac OS X からだと UNIX から CVS にアクセスする方法というドキュメントをほぼそのまま適用できるので、非常に楽である。おそらく Windows の三倍ほどは楽だろう。

 おかえしに MacSSH での接続方法なんぞを探してみる。ググるとあっという間に色々出てきたのでちょっと張り合いがなかったけれども、出てきたページを見ていったらどうも面倒な問題があるような雰囲気である。ja.oo.o の CVS にアクセスするためには SSH2 の公開鍵を oo.o に登録する必要がある。これは UNIX ではごく標準的な慣習だから、Linux や FreeBSD はもちろん、Mac OS X でもものの数分で作成できる。MacSSH でも一応作ることができるのだが、多くのサーバで使われている OpenSSH という sshd の鍵として使うには変換が必要らしいのである。UNIX マシン上で。いやあの、普通の Mac 使いは UNIX OS なんて持ってないと思うんですが。Mac OS X 持ってるならそっちで SSH した方が早いし。

 ていうか CVS の仕組みからいって、CLI のない Macintosh というコンピュータではコマンドラインの CVS は利用できないんじゃなかろうか、とふと思ってみたり。

 なんとかならんものかと考えているうちに、どうも GUI の CVS ツールがあるらしいという情報がユーザー会の C 氏によってもたらされた。もともと Windows のツールなのだそうだが、Mac や X11 環境にも移植されているらしい。今度試してみよう。

 でもこういう UNIX 由来のツールって、大抵コマンドラインの方が効率いいんだよなぁ。

 ところで昨日の Expo は素晴らしかったですな。今週のメルマガのネタはほぼ決定したようなもんである。が、変わるかもしれない。

 どうでもいいが So-net の CM ソングが頭から離れなくて実にイヤな感じである。


2003.1.6

 いい加減生活のリズムを戻すために、今日は一日中起きていようということになった。夜早く寝ればいいだけのことなのだが、このまま行くとどうしても夜更かし(というか徹夜)ペースを抜けることができない。そういうときの常套手段である。いわば強制再起動である。

 念願のコタツをついに出した。ところが年期の入ったこのコタツ(推定年齢三十歳)は火花が散ったりして危険な雰囲気を醸し出していたため、急遽仕様変更ということになった。つまりコタツの暖かくなる部分を取り去り、下に電気カーペットを敷くのである。コタツに火が入っていなくて暖かいのかという話であるが、下が暖かく、足に冷たい風が当たらないというだけで十分暖かい。サイコーです。

 コタツに反対していた相方も、何だかんだ言って気に入っているようだ。そういえばうちの母もそうだったが、どうして女性というのはコタツで気軽にうたた寝をするのだろうか。謎である。

 うちで飼っていたネズミが他界した。一年二ヶ月生きたから、ネズミとしてはまあ寿命だろう。冷たくなった小さな体をティッシュに包み、相方と二人で近くの川へ持っていって流してきた。ふわふわと、どこまでも流れていった。


2003.1.5

 理由あって今年初めて Mac OS X を起動。こいつは新年であるにもかかわらず挨拶をしない。ご存知ない方のために説明しておくと、従来の Mac OS は新年や誕生日には挨拶をしてくれるのである。と書いていて思い出したが、Mac OS 9.1 以降はそういえば挨拶しないんだった(アップグレードの場合を除く)。こういう何でもないところでの Mac らしさが失われていくのは悲しい限りである。

 ところで OpenOffice.org であるが、最近ユーザー会が本家(www.openoffice.org)とついに合流を果たし、ja.openoffice.org というドメインネームでアクセスが可能となった。しかしここはあまり好き勝手ができないらしく、oooug.jp というミラー兼ユーザー会の憩いの場のような場所もできた。SKETCH SHOW といい OOo といい、今年は色々なことが本格化しそうな雰囲気である。

 それはいいのだが、何だか自分でもよくわからないうちに ja.openoffice.org の committer をすることになった。committer というのは何かというと、ja.openoffice.org のサイトをメンテナンスしたり構築したりする、言うなれば幹部兼裏方のような、要するにユーザー会の活動の比較的中心に近い役割である。どうしてそういうことになったかというと、年末にテンプレートを作ったのがきっかけのようだとしか言いようがない。N 氏という人がいて、ja.openoffice.org の Project Owner なのだが、この人ともうひとり別の N 氏とぼくとで少し議論しているうちに HTML や CSS のことならぼくが面倒をみてもいいですよという話になり、なら commit 権があると色々便利ですよという話になり、あれよあれよという内にあとは JCA というサンマイクロシステムズとの権利関係の簡単な契約書にサインすれば committer になるというところまで来てしまった。

 ぼくはオープンソースの活動にかなり興味を持っていたので当然これは喜ぶべきことなのだが、いざ来るところまで来るとさすがにびびった。なったらなったで頑張るけど。そういう意味ではどんと背中を押してくださった N 氏(Project Owner の方)に感謝するべきかもしれない。色々作業をしつつ、話に出ていた webdesign プロジェクトをそのうち立ち上げるつもりだ。

 そういうわけで JCA をさっさと送ってしまおうと思うのだが、エアメールのかわりにメールに添付して送る場合の方法がよくわからない。いきなり画像を送りつけても大丈夫なのか? サンといえばネットワークコンピューティングの本家だから、こういうレトロな方法でいいものかどうか不安でならない。