勘違い。オリジナル Macintosh の発売日は今日であった。あらためて二十周年おめでとう。この世に Macintosh が誕生したことと、Macintosh に出会えたことを心から感謝します。
微軟のゲイツ会長が英国ナイト爵を叙勲されるそうだ。
世も末 である。とはいうものの、たしかに経営者としては超一流であると思う。売れそうなものを嗅ぎつける能力は大した物だ。叙勲の理由は世界経済への貢献ということだから、情報技術関連需要を良きにつけ悪しきにつけ生み出した功績は、確かに讃えられてしかるべきなのかもしれない。林檎計算機が一昔前に比べて格段に安くなったのも、考えようによっては窓群のおかげだしな。
ところで三月のアレはやはりアレであるようなので、いよいよ楽しみに予定を空けておくこととなりそうだ。ただ、三月になるか四月になるかが微妙な情勢のようで、もうちょっと見守りたい感じではある。個人的には三月がいいなぁ。でも、家族で過ごさせてあげたい気もするなぁ。
IRC が流行らないのは概念が理解しづらいからだろうと思う。あとは設定の仕方が少々わかりにくいからだろうか。使い慣れてしまえばこれほどおしゃべりに適したものもないと思うのだが。
『アダムスファミリー2』を鑑賞。今度は DVD がツタヤにあったので、これを借りてきた。結末でびっくりした、というのを除くと、まず第一に感想として浮かんできたのが、悪人や奇人を演じるのは楽しそうだということである。前作も同じようなものではあったが、今作でこの感想を持ったのは、悪役たる乳母の活躍が際立っていたからだろう。
善は対社会的に発生し、悪は個人の感情を根元とするから、人間が悪に惹かれるのはごく当然のことだ。人は誰でも日常では善人を演じるか、演じようとして、自らの中に生じる悪への衝動を抑圧し、言いしれぬストレスを抱え込む。ここで言う善・悪は、普通・特殊、常識・非常識と換言しても良い。そういった日常から解放される快感や喜び、それがブラックユーモアの面白みの正体ではないかと思う。
ま、要するに、単純に面白かったということである。
たまには話題作も鑑賞しようと思い、『マトリックス』を借りてきた。
どうしようもないほどの遅れっぷり であるが、これから二作目、三作目と立て続けに観るつもりだし、充分遅れを取り戻せるはずである。そういう問題ではない気もするが。
もっとも、連作物はまとめて鑑賞しないと気が済まない性質だから、数年遅れとはいえ第一作から完結編までを短い期間で観られるのは、ぼくにとっては好都合だ。反対に『ハンター×ハンター』のような滅多に最新刊と巡り合えない作品は実に腹立たしい限りなのであるが、腹を立てても仕方がないので、今のところはゆっくりと待つ事にしている。世の中何もかもがうまくいくというわけにはいかない。
ところで肝心の『マトリックス』だが、いろいろとツッコミどころは多かったものの、素直に楽しめた。まあ、一番面白かったのはメイキングビデオだったわけだが。いろいろなことを考える人がいるものである。
今年の NHK 大河ドラマは「新撰組!」である。新撰組はもともと高い人気を誇っているが、脚本が三谷幸喜だったり香取慎吾が主演だったりといったことも話題を呼び、近年まれに見る高視聴率をとっているらしい。
大河ドラマの方は
割とどうでもいい のだが、新撰組というキーワードを聞くと、どうしても和月伸宏の『るろうに剣心』を読みたくなる。司馬遼太郎の『燃えよ剣』の方が先じゃないのかという向きもあるだろうが、ぼくの場合は『るろ剣』の方が優先度が高い。幕末〜明治初期の時代物で、剣客物で、しかも少なからずファンタジックであるというのが、個人的にとても高ポイントな作品だからだ。また、単行本には和月さんのライナーノーツがあちこちに収録されており、エッセイ好きのぼくにはなかなか嬉しい仕様なのである。
そういうわけで、複数巻をまとめて買いつつ読んでいる。既に完結している作品は一気呵成に読破できて良い。