スペインで爆破テロがあり、その後日本も名指しで警告を受けたそうだ。スペインでは首都が狙われたそうだから、日本でも狙われるとすればやはり東京だろう。来週あたりちょっと帰省しようかと思っていたのだが、微妙な情勢になってきた。飛行機に乗って空を飛ぶのは好きだが、墜落までしてもらうのはあまり好むところではない。東京都庁あたりに突っ込まれるのはなおのこと御免被りたい。かといって新幹線は無駄に高いので、使おうという気が起こらない。困ったものだ。
もっとも、こんなことを心配していたら、おちおち車も運転できない。自動車による交通事故の確率の方がずっと高いからだ。まあ今後の情勢を見て決めることにしよう。
車といえば運転免許の更新通知が来ていた。驚いたことに、次はゴールドだそうだ。ゴールドといえばペーパードライバーの象徴であるとばかり思っていたから、普通に乗っていてももらえるんだなぁと、少なからず驚いた。考えてみればしばらく無事故無違反を貫いているのだから、優良運転者に認定されるのもそんなにおかしな話ではない。しかしながら免許を取ってからたかが七年、まともに乗るようになってから数えれば二年と少しという若造に、何の落ち度もないからとこう簡単にゴールド免許を交付するのはいかがなものか。ペーパードライバーもそうだが、
まともに審査してません と自ら白状するようなものだ。
ゴールド免許には何か特典くらいないのだろうかと思って、Google 様に訊いてみた。せいぜい保険会社が保険料を割引するとか、それくらいしか存在しないようだ。一日交通課巡査部長をやらせてくれるといったような際どい冗談をやってくれても面白いのに。
昨日、今日と神戸でキャットショーがあった。自動車で行きたいと相方が言うので渋々阪神高速を走っていったが、なかなか快適だった。荷物の多いときは自動車が楽で良い。スピード監視カメラがあちこちで目に入る。ちょうど
K さんの日記 でこいつの恐怖を読んだところなので、慎重に走る。
ショーの結果はまずまずだった。今回の目的は子猫二匹の度胸試しだったのだが、二匹とも落ち着いていて、ほっとした。初めての授業参観のとき、両親はこんな気持ちだったのかなぁなどと思う。
旧友の N が西日本周遊の旅に出るというので、ショーに招いた。彼も猫がそれなりに好きなので、そこそこ楽しんでくれていたようだ。山陰を経由して来週にはまた大阪に戻ってくるというので、そのときに一献酌み交わそうと約束したのだが、その必要があるのかというくらい、積もりに積もった話を片っ端からやっつけた。友とあれやこれやと話すのは本当に楽しい。来週も楽しみだ。
それはそうと、そろそろイニシャルトークに無理が出てきた。苗字だけでなく名前のイニシャルも記すことにしよう。というわけで今日のイニシャル。 K さんは M.K. さんになる。N は K.N. である。あ、ぼくのイニシャルと線対称だ。
昨日、スピッツのニューアルバムを買った。オリジナルアルバムではなく『花鳥風月』の第二弾のような位置付けのアルバムだが、未収録曲も入っていたりして、スピッツファン必携の品と言える。初回版の装丁も悪くない。夕食は牛角で焼肉。
今日はスピッツの限定ライブ DVD ボックスを購入。どうも限定とか初回版とかいう言葉に弱いようだ。もっとも、限定版でなくともこの DVD は欲しかった。限定生産ならなおさら早めに買っておけと、勢いだけで購入した。夕食はまたもや外食。
大した金額ではないが、いつもに比べれば圧倒的に金遣いが荒い。おかげで少しすっきりした。買い物をするとストレス解消になるという女性の心理がちょっとだけ理解できた気がする。
免許の更新が近い。その対策として、コンタクトレンズに慣れることにした。眼鏡よりもずっと視力矯正効果が高いからである。別に眼鏡でも視力検査にひっかかるということはないと思うが(前回は眼鏡だったし)、念には念を入れて、というヤツだ。
コンタクトレンズは慣れぬ内は非常につらい。目に異物を入れるわけだから、涙は出る、出たと思ったら枯れる、枯れると異物感がひどくなり、それで目薬をさせばレンズがずれて余計痛い目にあう。しかし慣れてしまえばこちらのものである。視界が広くかつクリアになるし、ツルが外れて耳から眼鏡が落下する心配をする必要もない。何より、ラーメンを食べる時に目の前が曇らないのが良い。
話が変わるが、SpamAssassinを試している。名前から分かる通りこれはスパムフィルタの一種で、ローカルで動かすことも出来るが、メールサーバで動かしてこそ効果を発揮するソフトである。いきなり全適用して誤判定があると怖いから、ぼくのアカウントだけで様子を見ているのであるが、左様な心配は杞憂だったかと思えるくらい、面白いようにスパムメールがフィルタリングされていく。おかげでスパムメールが届くのが楽しみで仕方ない。
気を利かせてスパムメールを送信して来ぬように。
プリンタというとエプソンとキヤノンが有名というか、一般にはシェアを占めているようである。どうしてなのか常々不思議だったのだが、T.N.君の日記で理由のひとつが判明した気がする。インクカートリッジが家の近所に売っていないから、というのがそれである。なるほど、エプソンやキヤノンのものは文房具屋にでも売っているが、我が愛用のALPS MD 5000のインクカセットなど、日本橋の電器店ですら扱っていないところがある。ただしHPのものはダイエーにも揃っている。
K.N.は富士ゼロックスのプリンタを長い間使っていたが、流石にガタがきたらしく、買い替えるならどういうのがいいだろうと言っていた。愛するALPSの機械を奨めてもよかったのだが、何しろ店頭販売は終了しているし、少々特殊な部類に属するプリンタなので、インクジェットでは最も優れていると個人的に考えるHPのプリンタを奨めておいた。T.N.君にも暗にHPをお奨めしたのだが、彼の複合機への思いはなかなか強いようだ。
HPのインクカートリッジは他社のものに比べて割高である。それにはちゃんと理由がある。プリントヘッドごと交換する仕様だからである。無駄なようであるが、この方式が実は最も効率が良い。なぜなら、プリントヘッドはインク同様消耗品だからだ。長く使ううちに摩耗し、目詰まりも起きやすくなる。目詰まりくらいなんのそのと考えるかもしれないが、印刷結果が目に見えて悪くなっていくのは、あまり嬉しくないものだ。それで、結局二年ほどで修理に出したり買い替えたりする。ヘッドの寿命がプリンタの寿命といっても過言ではないのだ。
蛇足ながら、個人的に複合機はあまり好きではない。プリンタとスキャナの複合機に限らず、テレビデオとかスーファミテレビとか、一体型パソコンとか、そういうものは基本的にあまり好ましくなく思う。もちろん手軽に扱えるなどの長所があることも認めるが、どこか一ヶ所がおかしくなったら全体が使えなくなる可能性を孕んでいることは、ぼくにとっては看過しがたい。構造が複雑な分、自分で出来る対処も限られる。シンプルなものが結局優れているのは、ソフトウェアに限った話ではない。