連日気が狂ったような暑さが続く日本列島だが、今日は久しぶりに雨が降った。もっとも慈雨というには少々度が過ぎており、東海道新幹線はじめ交通機関に影響が出ているばかりか、先ほどから雷がゴロゴロいっており、あまつさえ時折電気が瞬断する。サージ防止機能付きUPSを入れているから滅多なことにはならないとはいえ、あまりいい気分ではない。
先日のモヤモヤが晴れたところへ、またあらたな疑問が降って湧いた。しかし「今度は書かない」と先に釘をさされてしまった。仕方がないからこれはあきらめることにする。
語呂合わせといえば『動物のお医者さん』にも暗記で苦労する話があって、その中で漆原教授が「名作だけが生き残れるのだ」と発言している。語呂合わせの中にはとても面白いものがいくつかあるけれど、語り継がれているもの全てがそうではなく、彼のいう「名作」は必ずしも面白さだけを尺度としているのではないことには注意する必要がある。『動物のお医者さん』に登場するものの中でも「フースフフースフス」などはその意味するところすら不明であるが、妖しげな迫力があり、頭に残ってしまう。つまるところ最も重要なのはインパクトであるといえよう。ボキャ天用語でいえば「バカパク」がベストで、その次が「インパク知」ということになる。
これは広告コピーについても同じことが言える。が、語り始めると長くなってしまうので、今日のところはこのくらいにしておこう。
その場所はもはや
ぼくの愛したアキバではないようである。何年か行かない内にそんなことになってたとはなぁ……_| ̄|○
時間と資本主義は無情なものだ。
BSD magazineがヤバイらしいので、久しぶりに最新号でも買おうかとニノミヤまで行ったのだが、スラドでも指摘されていた通りどうもあまり面白くない。そこで近くにあった、2003年までの全記事を網羅したDVD版を購入。こちらならいろいろと面白そうである。
しかしながらDVD版をPower Macに突っ込み、最初に開いた記事が
パロディ版の
Magi Systemの設計と実装だというのは何とも
アレ過ぎである。こんなことでは我が身がアキバのヲタク文化をどうこう言える筋合いにないような気がしてならない。もっとも、この記事は計算機的に実にコアなことが書いてあり、つまるところ内容の三分の一も理解できなかったのだが、ジョークに全精力を注ぎ込むという姿勢がわかるだけでも、非常に面白かった。
とりあえずうちにあるFreeBSDマシンのことはこれから
メルキオールと呼ぶ事に決定。次に、サーバを三台にしてそれぞれに違うBSD UNIXを突っ込み、Magi Systemと称してやろうかという考えが一瞬頭をよぎったが、流石にそこまでやってしまうと相方の視線が生暖かくなったり
自律自爆を提訴されたりしかねないので、まあやめておく。
エヴァネタはともかく、実際にはMac OS Xの話や、初期のBSD UNIXの歴史なんかが面白そうだ。ぼちぼち読む事にしよう。
久しぶりに超訳。
お前の夢はみんな作りものさ
鏡とカミソリに取り憑かれたときから
世界中がもうじきそれに気付くんだ
ある晴れた午後に
俺は好きな曲が流れてる方へ歩いて行ったんだ
「Tomorrow Never Knows」
……そうさ、そんなことわかりっこないんだ
もうちょっと待ってくれよ
まだ目が覚めてないんだ
お前に必要なのは安らげる時間さ、そうだろう?
わかってるんなら……そうすればいい
ああ、朝顔がどうしたって?
どうしたのかな、なかなか目が覚めないや
(MORNING GLORY / OASIS)
──久しぶりに跳躍。
最近のチキンラーメンにはたまごポケットなるくぼみが標準で付いており、お湯を入れる前にたまごを落としておくのに都合よく出来ている。しかしながら、夏場はちょっと気をつけた方が良い。鶏卵の殻にはごく微量ながらサルモネラ菌が付着している場合があり、たまごを割った際にそれが混入する場合があって、その状態で室温にしばらく置いておくと菌が爆発的に増殖する場合があり、それを食すると食中毒になる場合があるからだ。
要するに、お湯がちょうどなかったからといって、チキンラーメンに生卵をのせたまましばらく食卓に放置しておくのは良くない、ということである。さもないと白林檎のように軽い食あたりを起こす。
というわけで先程正露丸を服んだのだが、ちょっと気になるところがあり、
ググってみたところ、正露丸の危険性を指摘した記事がまあ次から次に出てくること出てくること。流石にぼくも驚いた。痛みがひくのは単に麻痺させているだけなのだそうだ。こんな劇薬を服用するのは言語道断などと書いてある。あまつさえ、本来はちょっと皮膚についただけでも即洗浄しなければならぬようなことまで書いてある。
もっとも、だからといってすぐに正露丸を販売中止にせよというのは性急というものだ。使い方をちょっとでも誤ると危険であるのは、何もこの薬に限った事ではない。正露丸についていえば、少なくとも急場凌ぎにはなる。旅行先で突如腹痛に襲われれば誰だって困るだろう。そういうときにはとても有用な薬であると思う。
そのかわり、じっくりと対処できるような場面では使うべきではなさそうだ。なんてことを書いたら製薬会社から脅迫状が届きそうだな。ま、要は使い方の問題である。毒と薬は紙一重だと昔から言うし。