ダイエーで在庫処分されていたレトルトのラーメンを買ってきて夕食にしたのだが、これが予想以上に美味であった。売れないのは主に箱が地味であることに起因するのであろう。他に大阪人があまりラーメンに興味を示さないということも理由として挙げられるかもしれない。ともあれ明日もおそらく残っているだろうから、賞味期限が許す限り買いだめするつもりである。
ja.OpenOffice.orgのトップページに久しぶりに手を入れた。OpenOffice.org 1.1.2のコードネームはHakoneというのだが、これは日本の誇る温泉保養地であるところの箱根を意味している。コンピュータ関連製品には意外にもどこかの地名をコードネームとして持つものが多い。有名なところではPower Mac G3のYosemiteや、Windows 98のMemphisなんかがある。こういうものに理由とか由来を求めるのは野暮というものであって、要するに仲間内で通じれば良いのである。
コードネームは本来、外部の人間に、開発中の製品が何であるのかを悟らせないために存在する。OpenOffice.orgの場合、そんな必要はさらさらないのであるが、まあ一種の遊びとしてコードネームがつけられている。その候補は各国語のNative-langプロジェクトが出し、コミュニティの投票で決まる。1.1.2では見事日本が勝ち取ったというわけである。
勝ったNative-langプロジェクトにはトロフィーが与えられ、それを飾る権利が与えられる。今回の更新はつまるところこのトロフィーを掲げる作業だったのであるが、もたもたしているうちにもう1.1.3の足音が聞こえてきてしまった。開発速度が速いのも考え物だ。
今日は朝からいろいろな物が届いた。
まずは石鹸である。以前ここにも書いたが、
父の凝っている炭の石鹸がアトピーに良いとのことで最近使っていて、これのストックがいつの間にかなくなったので、送ってもらったのである。石鹸が入っているだけにしては大きな箱で届いたのではてなと思って開けてみると、シャンプーも入っている。のみならず、どちらも大量に詰められている。どちらの箱にも六個入りと書いてあるから、喜んで電話口で「二ヶ月くらいもちそう」などと伝えたが、いざ石鹸を開けてみると
二個セットが六個入っており、二ヶ月どころか一年近く凌げそうだ。ありがたいことである。
次に、大分前にオーダーしたHuman Interface Guidelineの復刻本が夕方に届いた。
以前にも手短にではあるが紹介したから重複は避けるが、パラパラと見てみたところ流石に期待を裏切らなさそうな内容である。順次読んでいくことにしよう。もし一ヶ月後くらいにここが改装されていたら、この本に影響を受けたと思って良い。まあ、ちゃんと成果が反映されているかどうかはまた別の話なのだが。
何だかバタバタしているうちに7月も終わりである。早いものだ。我らが広島カープもいつのまにか最下位に転落しておる。
鯉のぼりの季節までなどと言われるようになって久しいが、まったく何とかならんものだろうか。とりあえず投手陣、奮起せよ。
RealNetworksがiTunes互換のDRM技術を開発したとかで、林檎会社がカンカンになっている。iTMSの売上が落ちるかもしれないというので恐々としているのかもしれないが、iPodの販売台数がさらに倍という事態も充分考えられるわけであって、何をそんなに怒っているのか、ぼくなどにはちょっと理解できない。もっとも、昔から自社技術をライセンスするのが大嫌いな会社であるから、それも仕方のないことなのかもしれない。
iPodといえば、先日のiPod mini発売イベントは大盛況だったようだ。ぼくも緑色あたりの奴が一台欲しいなぁ。在庫があれば、だけど。
昨日、コピーライターN.F.氏の事務所にお邪魔して、淀川の花火を見物してきた。氏の事務所は南堀江にあるのだが、ビルの合間からうまい具合に花火が見える。淀川からは結構な距離があるらしいが、それなりに大きく見え、爆音も響いてきた。
花火大会が終わる頃、サッカー日本代表がバーレーンに逆転され、観賞会はそのまま応援大会に移行した。結果はご存知の通り劇的な再逆転を果たして勝利したわけだが、それまでの間、まったりと応援も盛り上がり、なかなか面白かった。
缶ビールを五本と勝利祝いのシャンパンをほんの少し呑んだだけなのだが、今日になってもアルコールが抜けず、頭が痛い。朝からずっと緑茶をガブガブ飲み、少しはマシになったものの、それでも頭の芯が疼いている。昔、保健体育の教科書だか何だかに宿酔いの模式図が載っていて、そこにアセトアルデヒドがコンペイトウの親戚のような姿で描かれていたが、これは実に的確な表現であるというべきで、ズキーンと痛みが走る度に脳の毛細血管を確かにトゲトゲの物体が通過しているかのような錯覚に陥る。
それにしても、どうにも酒に弱くなったようだ。せめて日本酒なら頭が痛くなるようなこともないのだが、花火大会にはビールが最適なのだから仕方がない。今日はおとなしくしていることにする。
最近不満な事。
Mac OS XのFinderが10.3になっても相変わらずどこかマヌケである。全体的には、10.0の頃に比べ、かなり良くなったと思う。Mac OS 9までのFinderよりも直感的でなくなった、ファイルの実在感がなくなったというような声は旧来のユーザーからちらほら聞かれるところであるが、またぼくもそれはその通りだとは思うが、一方で、ここまで膨大な数に膨れ上がったファイルを効率的に管理するには、やはりMac OS X方式のFinderの方が優れている。ClassicなFinderはシステムフォルダの中身がせいぜい十個という時代に設計されたものであるから、やはりそういうシステムを管理するように出来ているのである。
管理方式の優劣はともかく、PantherのFinderがマヌケなのは、カラム表示にしているときである。ご存知の通り、カラム方式では、テキストファイルや画像ファイル、ムービーファイルなど、既知の形式のファイルについてはFinderが自動的にプレビューしてくれる。してくれるのはいいのだが、ダブルクリックしてオープンする瞬間にも
わざわざファイルをロックしてプレビューしてくれやがるものだから、開いたファイルがしょっちゅう「書き込み不可」になるのである。ぼくの場合、開くのはテキストファイルがほとんどであるためか、このトラップにひっかかりやすく、実にイライラする。蒸し暑いものだから余計にイライラする。
Tigerでは治しておくこと。宿題である。