昨日久しぶりに酒を飲んだら、今日はてきめんに宿酔い。あまり飲んでいないので軽いものだったが、一日中頭が痛かった。
飲んだ量はそれほどでもなく、生ビールを中ジョッキに一杯と冷酒を一合だけで、以前ならこれくらい平気の平左だった。酒は飲むと強くなると言われているが、逆に飲まなくなると途端に弱くなるということを思い知った。どれくらい久しぶりって、大体四ヶ月ぶりくらいだ。
それにしても最近は生活にリズム感が無く、もしあるとするならばジョン・レノンもびっくりの変拍子といったテイタラクである。寝るのも起きるのも毎日時刻が違う。昨日なんかはその最たるもので、朝方寝て夕方に起き、二時間半ほど飲みに行って帰ってきたら酔っぱらって寝てしまった。うーん、我ながらどうしようもない。
今日は先ほどから気分転換になったらいいなとばかりに掃除を始めたのだが、途中で飽きて日記を書いている次第である。いや、書き終わったら再開するけど。基本的にぼくは掃除がニガテでしょうがないんだけど、足の裏がザラザラしないってのは素晴らしいことだとは思う。毎日掃除機くらいかけるようにすればいいんだけどね。
先週メルマガに書いた事件以降、本当に懲りたので、とりあえずメールサーバー兼 DNS サーバーだけでも UPS に接続。他にネットワーク機器とファイルサーバー用の外部 HDD も UPS につながっている。できれば Web サーバーも無停電電源を用意したいんだけど、消費電力が大きいからなぁ。安いのがあればいいんだけど。
ところで、Cocoa の勉強を再開した。ようやく作ってみたいというネタが見つかったからである。本当は Java2 でやろうと思ったのだが、Interface Builder で適当にいじっていたらやめられなくなってしまったので、とりあえず Cocoa アプリにすることにする。Java 版はその次にしよう。
もしうまくできたら公開するので、良かったら楽しみに待っていてくださいね。もしうまくできなかったら公開しないけど、顛末くらいは日記に書こうと思うので、まあ温かな目で見守ってくだされ。
何だか日記を書くのも久しぶりである。日記というのは「日々の記録」であると一般的に思われているが、ぼくはこれを「その日の記録」というつもりでつけている。つまり、ある一日の出来事が断続的にであれ書かれてさえいれば、日々つけ続けなくても構わないくらいに思っているわけだが、これが誤りであることは言うまでもない。
ところで新しい Power Mac G4 が発表されたけど、なかなか独創的なフロントパネルを採用していて、思わず「ツッコミ待ちですか?」と訊きたくなってしまった。Quick Silver が出たときもびっくりしたが、今度のモデルはフロントもリアも穴が多すぎる。なんでそんなに穴をあけたがるんだ、ジョナサンは。そろそろ引退して空の飛び方でも研究したらどうだ。
ようやく DDR SDRAM に対応したのは評価できるが、DDR に対応していないはずの G4 チップを使っていたり、システムバスが何か中途半端な値だったり、あれだけ騒がれていた次世代 FireWire ポートの搭載も見送られたりと、システム的にもやや不満が残る。Apple にも色々と事情があるんだろうけどさ。いい加減 G4 から離れたらいいのに。この間 IBM が AltiVec 互換の Vector Unit を搭載した RISC チップを発表していたけれど、G5 ってアレを採用するんでしょうかね。というか、してください。今日の暦によれば IBM と仲良くするのが吉です。
クロック数はそれなりにあがったのだけど、この頃 GHz オーダーというのは CPU メーカーにとって鬼門だったのではないかとつくづく思う。今度のハイエンドモデルは 1.26 GHz だかで、前のハイエンドは 1 GHz だった。これを見て「大して上がらなかったなぁ」と感じる人が実に多い。冷静に考えてみれば 200 MHz 超のスピードアップなんだけど、そこが数字の妙というか、AMD なんかが製品名に 1800 とか 2000 などとつけるのも納得がいく。
それにしても一番ガッカリきたのは、新製品発表のタイミングで株価が下がったことだ。やっぱり海の向こうでも期待はずれと感じた人が多かったということだろうか。
かわぐちかいじの『沈黙の艦隊』を読んでいたら、いつの間にか夜が明けていた。仕方がないからそのまま寝て、起きたらすでに昼を過ぎている。なんとも罪作りな漫画である。
ぼくの作業はときどき待ち時間が発生する。さらに休憩マネージャを入れている関係で1時間に10分間、強制的な休憩時間が入る。そんなわけでキーボードの横には大抵の場合漫画が置かれるんだけど、いやー、こういうちょっとした仕事の合間に読むって用途に『沈黙の艦隊』がここまで不向きとは思わなかった。結局仕事そっちのけで読んでたもんなぁ。一昨日の晩から読み始め、昨日は読んだ合間に仕事をし、で読み終わったのが今朝。バカそのものですな、これは。
この作品が書かれたのは 90 年代初頭のことだ。だから作品の初期段階ではソ連だった国が、後半ではロシアになって登場していたりする。この作品の魅力は何と言っても実名で登場する社会組織と、その上で活躍する実在感溢れた架空の人物達だ。冷静になって考えてみるとこの話にはかなり無理がある。しかし、読んでいると思いっきり引き込まれてしまって、読者というよりも「日本国民」のひとりとして、この虚構の歴史に参加しているような錯覚に見舞われてしまう。海江田艦長一人の力ではないだろう。まあ読んでない方はいっぺん読んでみて損はない。
90年代初頭といえば、インターネットが商用に解放され始めた頃である。誰もその巨大な可能性になど気付いていなかったような時代だ。その時代に、情報のグローバル化や、即座に情報が伝達するネットワーク、個人のための情報網といったものを予言し、実際に匿名の個人の集団が情報を使って世界を動かそうとしている様を描いたのは、すごいとしか言いようがない。手段は主にテレビだったけど。
もしかしたらかわぐちさんって、この頃からインターネットを使っていたんだろうか。Gopher で FTP ? そんな、学者じゃあるまいし。あ、もうこの頃には Mosaic があったんだっけか? でもこんなに発展するなんて、ほとんど誰も思わなかったもんね。やっぱり大した御仁であると思う。
井上毅彦の『バガボンド』を読んでいたら、いつの間にか夜が明けていた。仕方がないからそのまま寝て、起きたらすでに昼を過ぎている。なんとも罪作りな漫画である。
しかしまあ、こんなことが二日も続くといい加減自分でもアホじゃなかろうかと思えてくる。思えてくるが、面白いんだから仕方がない。『バガボンド』はご存知のようにまだまだ完結しそうもないが、現在まで出ている巻はどういうわけか全部揃っているので、それを読破したわけである。
いやー、それにしても。今更ながら、吉川英治ってのはすごい作家である。原作は読んだことがないけれど、井上さんの躍動感溢れる漫画を読んでいるだけでもそう思う。井上さんの絵が付いているからこそ魅力が増しているという部分もあるが、なんといっても人物配置が絶妙だ。これが文豪というものなんだなぁ、とあらためて思い知らされた。
ところでこの漫画のタイトル、ぼくはずーっと「バカボンド」だと思っていた。ぼくだけじゃないはずである。そうですよね?(^^;
天王寺によることがあったので、ソフマップを偵察。Jaguar のパッケージが本当にヒョウ柄だったことと、意外にも完売だったことに驚く。それだけ Mac OS X の完成を待ち望むユーザーが多いということだろうか。ぼくは買わなかったけど。別に困ってないし。
例によってというか、あちこちで不具合の声が聞かれる。これもまたメジャーバージョンアップの証明ということなんだろうか。そんなことならちまちまと安定度を上げていけば良かったのに、と思う。10.1 はまだまだやれるぞ。
買ってはないけど少しだけ触ってきたので、現在の率直な感想。
フォルダナビゲーションが思ったとおりのものじゃなかったことが非常に残念。ドラッグしていってポンポンと開いていくのはなかなか快感なんだけど、クリック + 長押しで同じ動作にならないとは、まったく中途半端な実装をしたものだ。
もっとも、Apple もフォルダナビゲーションではなく「スプリングローデッドフォルダ」とかいう呼称を使っていたし、まあ別物なんだろう。が、これじゃ正直言って期待はずれである。呼び名を変えれば機能が低下しても構わないってもんじゃないでしょうが。
まあそういうわけで、Jaguar はもう少し待ちかなぁ、というのが結論である。サーバーの方はどうしようかな、まあ回線が IPv6 になったら考えよう。Quota も今のところ必要じゃないし。
しかし、コードネームが製品に反映されたのっていつ以来でしたかね。