白林檎ベースステーション

白林檎ベースステーションは、林檎系個人サイトです。つまり、アップルコンピュータ社の Macintosh の中途半端マニアがうだうだしているだけのサイトです。得るモノ? 他人にそんなものを求める根性は間違っています。まあ、まったりと日記などをお楽しみください。

白林檎的日常

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2003年12月
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2003.12.5

 決算説明会というのが、歩いて三分という近さの市民会館で開催された。ここでしっかりと説明を聞き、来年二月の確定申告に備える訳である。が、見事に寝坊した。 これで来週の月曜日に遠くまで、電車と徒歩でゆうに三十分以上はかかるであろう場所まで聞きに行かなければならなくなった。なんとも間抜けな話である。

 ようやくぼつぼつと仕事が片づいてきた。ここでいう仕事というのは請け負い仕事のことだ。これとは別にいくつかプロジェクトがあるのだが、そのほとんどはほったらかしの状態であって、ちっとも進みやしない。しかし、これでどうにか進められるというものだ。

 忘れぬうちに物欲メモ。ライカから素晴らしいデザインの数値化情報処理式写真撮影機が来年二月に発売されるらしい。中身はパナソニック Lumix シリーズの未発表製品とのことで、性能に文句のつけようがないこともさることながら、特筆すべき点はその卓抜したデザインにある。まるで往年の名機のような外観を持つのみならず、レンズやシャッタースピードの調節方法まで銀塩式のそれを踏襲しているのである。写真ファンなら間違いなく食指が動くことだろう。問題は、ぼくが写真ファンではなく、ただの下手の横好きであることだけだ。

 価格は未定。Lumix と同等品なら 7 万前後ってとこだろうか。

2003.12.6

 はっきりしない天気だったが、昼にラーメンを食べたくなり、道頓堀のラーメン大食堂へ出かけた。土曜日であるためか、以前来たときよりも客の入りが良い。そのときに食べたぶぅという店が早々に撤退して、何とかいう店に替わっていて驚く。何と入れ替わりの早いところだろう。どうせなら桂花くらい来ないだろうか。

 その後、相方が途中で布を買い、そのまま歩いて日本橋へ。道すがら、見事なモヒカンを頭に頂いている男を見た。まるでギャツビーの宣伝に出ていそうなくらい立派なモヒカンである。あれだけ手入れをしておくのは大変なことだろう。日本橋では応援販売員があちこちの店に入っており、流石に賑わっている。昨日パナソニックのことを書いたからというわけではないだろうが、派手なナショナル・パナソニックのキャンペーンブースが目に付いた。Yahoo! BB も相変わらず多い。それに対抗してか、OCN の国際付加価値通信網方式電話のブースも至る所に出ていた。

 ソフマップで中古のゲームボーイアドバンスを見てみる。二台で八千円強、ケーブルやバッテリーなども含めると一万円ちょっとくらいはするだろうか。やはり少し勿体ない。マザー 1+2 をやるために買っても良いのだけど、それならゲームボーイアダプタを買った方がいろいろと使いやすそうだしな。悩んだが、結局 GBA はとりあえず置き、かねてから欲しかった中古の CD を二枚買って引き上げた。

 ……あ。腕時計の電池を交換するの忘れてた。

2003.12.7

 ラストサムライとかいう映画が公開中らしいが、CM を見る限り、トム・クルーズの体を張ったネタとしか思えない。まあ日本人が西洋ファンタジーに憧れるようなもんなのかもしれないが。

 今日から ja.OpenOffice.org の体裁が変わった。まだいろいろと問題もあるようだが、以前のに比べると実にクールな感じだ。この前も書いたけど、やっぱりこのスタイルに合わせて網頁を変更したい。よくもまあこんな時間のない時期に面白そうなネタを上げてくるもんだ。さて、どうしたもんかな。

2003.12.8

 今日はジョン・レノンの命日である。ぼくがこれまで生きてきた中で最も多大な影響を受けた人物は誰かというと、まあ両親に決まっているのであるが、両親を除くと、ジョン・レノンと北杜夫が二大巨頭である。ジョンが今もニューヨークに住んでいたらどんな曲を歌っただろう。石油を愛して止まぬ米の国の大統領は、やはり彼を国外退去処分にしただろうか。

 川で溺れている見知らぬ子供を助けようとした中国人男性が溺死したそうだ。偽名を使って不法滞在していたらしいが、何も顧みず一心に飛び込んでいったとのことである。彼の住んでいたマンションの住人たちが手向けた花の写真が、アサヒ・コムに載っていた。外国人であるとか、日本人であるとか、そんなことは本来どうでもいいことなのだと、あらためて思った。

 天国へ行くために人を殺す。平和をもたらすために戦争をする。これほど矛盾していることはない。クリスマスまでには戦争が終わりますように。Happy Christmas.

2003.12.9

 米ラムズフェルド国務長官に、栄えある「何を言っているか分からない賞」が授与されたそうだ。アサヒ・コムの記事を途中から引用しよう。
……受賞に結びついたのは、イラクの大量破壊兵器の有無にからむ長官の、昨年の記者会見での発言だった。

 そのさわりは――「我々が知っている、と我々が知っていることがある。知らない、と知られていることがあることも知っている。つまり、知らないことがあることを我々は知っている。知らない、ということを知らないこともある」

 「彼が何を言いたいのかを知っていると我々は思っているが、本当に知っているかは知らない」。こちらは同団体 (白林檎註:「分かりやすい英語キャンペーン」という英国の市民団体) の広報担当者の弁。
 コメントがイギリス人らしい皮肉に満ちているのも良いが、何よりブッシュ政権のタコな一面がよく表れていて良い。