そういえば大阪府知事選が告示されているが、ポスターを見る限り
秀吉さん(仮名) は今回立候補していない模様である。大坂城はもう諦めたのだろうか。
久しぶりに整体に行ってきた。ぼくの行っているところは朝も早くから開いていて、お年寄りの憩いの場となっている。以前、徹夜明けの八時頃に行ったら随分待たされたので、これはいかんと午前中は敬遠することにしていた。が、そのお年寄りの方々が帰宅される十時過ぎくらいは比較的空いているとの情報を入手し、今日はそれに従って十時半頃訪ねた。すぐにマッサージしてもらえるかと思いきや、早朝よりも混んでいる。月曜日だからだろうか。
ともあれ、新年以来凝り固まっていた背中を揉みほぐしてもらってきた。また明日も行こうと思う。
今、サイトに手を加えている。本当はこの日記に少し手を加えて、要するに先日書いたような感じの増強で終わらせるつもりだったのだが、どうせならデザインも変更してやろうと思い。全面的にソースを書き直した。コンテンツとページテンプレートを完全に切り離し、ページは都度 Perl で自動生成するという、個人サイトのクセに生意気な仕様である。これで将来、デザインが気にくわなくなっても安心だ。
それにばかり手をかけていたら、日記のバージョンアップが最後になってしまった。こういうのを
本末転倒 という。
というわけで、改装完了。不具合はないと思うのだが、あったら乞うご連絡。ちなみに今回窓群は
まったく考慮せずに 制作したのだが、その割に IE5.5 でも IE6 でも表示は崩れなかった。素晴らしい。ただ、スタイルシートの関係で古いネスケは切り捨てた。コンテンツはとりあえず閲覧できるが、スタイルシートがまったく効かない。
友が去年司法試験に合格したそうだ。実にめでたい。彼とは高校、大学とずっと音楽活動を共にしてきた仲である。今年の春からは司法修習生だ。以前から冗談半分に「顧問弁護士になってくれ」と言っていたのだが、これが現実味を帯びてきた。あとはぼくが顧問弁護士を雇えるくらいに事業を大きく育てるだけである。道のりは遠い。まあ顧問弁護士云々はともかく、親友が頑張った話を聞くと自分もやる気が出る。
最近、目覚まし時計の替わりにラジオをタイマーで鳴らしている。チューニングは相方の愛する FM80.2 である。NHK-FM も提案したのだが、朝放送されているのが歌舞伎だの漢詩朗読だの
心地よく眠れそうなラインナップ だったため、断念した。
FM80.2 の今月のヘビーローテーションはサンタラの『バニラ』である。これが実にフォークで良いのである。CD を買おうと思っているのだが、レーベルゲートなどというステキ規格のため、ちょっと躊躇している。最終的には買うだろうけど、CCCD であることが理由の買い控えが日本全国でどれくらい発生しているのかを想像すると、心の底から馬鹿馬鹿しくなる。
この日記にさらに機能を追加するべく、とりあえずコードの最適化をしていたら、そんな使いでのないものを作っても仕方がないと相方が宣いやがったので、もう一晩だけ考えることにする。
ja.openoffice.org の文字符号化規則が
雲丹コード になった。そしたら、あちこちで表示の不具合が出ているそうである。正直な話、文字符号化規則の自動判定の話はてんでわからないので、手をこまねいて ML の議論を眺めている。もじら組でも活動されているらしい M さんや、プログラマの T さんは流石に詳しく、頼りになる。ぼくがしゃしゃり出ると混乱しそうだから、勉強がてらこのまま静観を決め込むとしよう。
映画『エリザベス』を鑑賞。どこの映画か知らないが、英語の発音が綺麗で聞き取りやすかった。話も、やや消化不良ながら、なかなか面白かったと思う。しかしながらスペイン大使役のわざわざ登場する意義がいまいち不明瞭で、
顔の濃さだけが印象に残る というのは、ちょっとした失敗ではなかろうか。
そういえば今日は Macintosh 128k の発売日だったそうである。祝・二十周年。
こんなところで言うのも何であるが、K さんが欠席するという来週開催予定のアレは、ぼくも欠席である。国際付加価値通信網のおかげでぐんと世界が狭くなったとはいえ、物理的な距離は如何ともしがたい。で、K さんが仕返し企画を
三月に京都で 予定しているらしい。これがもしぼくの考えている通りのものならば、是非とも参加させていただきたいもんである。
キューブリック監督の『2001年宇宙の旅』を見た。もう三年も前の話なのだなぁと思いながら見始めたのだが、見終わる頃には半ば呆然としていた。キューブリック監督は天才の名を欲しいままにしたそうであるが、それも頷けるというか、よくもまあ 60 年代にこんな映画を撮ったものである。今見てもこうなのだから、公開当時の衝撃といったら、実に筆舌に尽くしがたいものがあったろう。
この映画で最も印象に残るのは、やはり誰が何といおうと HAL9000 である。「HAL」を一文字ずつずらしたら「IBM」になるというのは有名な話だ。完璧な人工知能ぶりは、見る者に「人間とは何か」という問いを突きつける。そしてまた、人類が初めて手にした道具と「彼」を対置することで、この映画は見事なまでの文明批評を実現しているのである。
まあ過去にいくらでも語り尽くされた映画ではあるだろうが、それを思ってもついこういうことを書きたくなってしまうのは、やはりこれが不朽の名作であるからだと思う。良い映画を見た。