昨日、スピッツのニューアルバムを買った。オリジナルアルバムではなく『花鳥風月』の第二弾のような位置付けのアルバムだが、未収録曲も入っていたりして、スピッツファン必携の品と言える。初回版の装丁も悪くない。夕食は牛角で焼肉。
今日はスピッツの限定ライブ DVD ボックスを購入。どうも限定とか初回版とかいう言葉に弱いようだ。もっとも、限定版でなくともこの DVD は欲しかった。限定生産ならなおさら早めに買っておけと、勢いだけで購入した。夕食はまたもや外食。
大した金額ではないが、いつもに比べれば圧倒的に金遣いが荒い。おかげで少しすっきりした。買い物をするとストレス解消になるという女性の心理がちょっとだけ理解できた気がする。
免許の更新が近い。その対策として、コンタクトレンズに慣れることにした。眼鏡よりもずっと視力矯正効果が高いからである。別に眼鏡でも視力検査にひっかかるということはないと思うが(前回は眼鏡だったし)、念には念を入れて、というヤツだ。
コンタクトレンズは慣れぬ内は非常につらい。目に異物を入れるわけだから、涙は出る、出たと思ったら枯れる、枯れると異物感がひどくなり、それで目薬をさせばレンズがずれて余計痛い目にあう。しかし慣れてしまえばこちらのものである。視界が広くかつクリアになるし、ツルが外れて耳から眼鏡が落下する心配をする必要もない。何より、ラーメンを食べる時に目の前が曇らないのが良い。
話が変わるが、SpamAssassinを試している。名前から分かる通りこれはスパムフィルタの一種で、ローカルで動かすことも出来るが、メールサーバで動かしてこそ効果を発揮するソフトである。いきなり全適用して誤判定があると怖いから、ぼくのアカウントだけで様子を見ているのであるが、左様な心配は杞憂だったかと思えるくらい、面白いようにスパムメールがフィルタリングされていく。おかげでスパムメールが届くのが楽しみで仕方ない。
気を利かせてスパムメールを送信して来ぬように。
プリンタというとエプソンとキヤノンが有名というか、一般にはシェアを占めているようである。どうしてなのか常々不思議だったのだが、T.N.君の日記で理由のひとつが判明した気がする。インクカートリッジが家の近所に売っていないから、というのがそれである。なるほど、エプソンやキヤノンのものは文房具屋にでも売っているが、我が愛用のALPS MD 5000のインクカセットなど、日本橋の電器店ですら扱っていないところがある。ただしHPのものはダイエーにも揃っている。
K.N.は富士ゼロックスのプリンタを長い間使っていたが、流石にガタがきたらしく、買い替えるならどういうのがいいだろうと言っていた。愛するALPSの機械を奨めてもよかったのだが、何しろ店頭販売は終了しているし、少々特殊な部類に属するプリンタなので、インクジェットでは最も優れていると個人的に考えるHPのプリンタを奨めておいた。T.N.君にも暗にHPをお奨めしたのだが、彼の複合機への思いはなかなか強いようだ。
HPのインクカートリッジは他社のものに比べて割高である。それにはちゃんと理由がある。プリントヘッドごと交換する仕様だからである。無駄なようであるが、この方式が実は最も効率が良い。なぜなら、プリントヘッドはインク同様消耗品だからだ。長く使ううちに摩耗し、目詰まりも起きやすくなる。目詰まりくらいなんのそのと考えるかもしれないが、印刷結果が目に見えて悪くなっていくのは、あまり嬉しくないものだ。それで、結局二年ほどで修理に出したり買い替えたりする。ヘッドの寿命がプリンタの寿命といっても過言ではないのだ。
蛇足ながら、個人的に複合機はあまり好きではない。プリンタとスキャナの複合機に限らず、テレビデオとかスーファミテレビとか、一体型パソコンとか、そういうものは基本的にあまり好ましくなく思う。もちろん手軽に扱えるなどの長所があることも認めるが、どこか一ヶ所がおかしくなったら全体が使えなくなる可能性を孕んでいることは、ぼくにとっては看過しがたい。構造が複雑な分、自分で出来る対処も限られる。シンプルなものが結局優れているのは、ソフトウェアに限った話ではない。
夕食後、歯に何かが挟まったような感触があったので、徒然なるままにいじっていると、突然「ガッ」と
NullPointerExceptionを出した時のような音がして、 何やら硬いものがとれた。さてはこれが噂に聞く歯石というものだろうかと、思わずしげしげと眺めてしまった。
ぼくは生涯で一度しか歯医者にかかったことがない。そのときも八重歯を何とかするために行ったので、つまり虫歯だ何だといった歯周病とは無縁な人生を送ってきた。相方に言わせると歯科治療はこの世で最も恐ろしい体験のひとつらしいから、できればこのまま今後も疎遠であり続けたいのだが、そうもいかないかなぁ。困ったな。
ところで、今日は父の誕生日だ。どういう時期であるかなどあまり気に留めていなかったが、良く考えたら新年度目前という凄い日である。母がよくぼくに向かって「あと三日遅く生まれてたら、同じ星座だったのに」と言っていたが、それとはちょっと比べ物にならないくらいの際どさである。いろんな苦労があったんだろうな。などと言ったら「今も苦労している」と返ってきそうだ。ともあれ、おめでとうございまする。
オープンソースに関わる人間に高学歴な者が多いのは何故かという話題が一部で流行っているようなので、便乗してみようかと思ったが、とてもそんな時間はないから、ひとことだけにしておく。学歴ではなく個人の置かれる環境の問題である。以上。
うちには七匹の猫が暮らしている。一匹くらい手を貸すようにしつれば良かった。