今日は広島の原爆記念日である。黙祷。
ちょっとだけ昨日の続き。どうやら住基ネットは Windows NT サーバーで構築されているそうだが、本当に大丈夫なのか、とこの点だけは心配になった。批判するなら住基ネットの目的そのものではなく、構築のされ方ではないのかと、世間を眺めていてこれまた心配になった。まあマスコミはマイクロソフトの言いなりらしいので、しかたがないのかもしれないけれど。
さて、今日はうちの Windows 2000 にセキュリティパッチを当てて、それから OpenOffice.org 1.0.1 をインストールしてみた。さんざん Windows 嫌いを吹聴しておきながら、って、してなかったっけ? ぼくは極度の Windows 嫌いである。もともと MS-DOS、Windows 95 と使ってきたのだが、いい加減あの破綻した UI と混沌としたシステムに嫌気がさして、Mac に乗り換えたのだ。ただ、Windows 2000 だけは UI 以外は許容範囲なので、一台置いている。さすがに Athron XP 1800 は速いです。
そういえば一時期 Athoron の PowerPC エミュレーションが話題になったけど、あれはどうなったんでせうね。
OpenOffice だが、これはかなり完成度が高い。操作感もほとんど MS Office と変わらないが、日付機能はまだ甘くて、明治 134 年というなかなかファンタスティックな年号が表示されたりする。でもうちの場合は表組みとワープロだけが使えればいいので、とりあえずは困らない。
何よりマイクロソフトの呪縛から解き放たれるというのは慶賀の至りだ。MS Office ともかなり高い互換性を持っているから、もうちょっと安定したら本当に素晴らしいものになると思う。Windows もヤめちまったらどうですかと言われそうだが、Web の仕事をしているとどうしても表示確認用に Windows が必要なのだ。まあ Virtual PC も入ってるんだけどさ。実機じゃなきゃわからない部分もあるし。
ぼくは以前からオープンソースものに関わってみたいと常々思っていたので、とりあえず本家に登録し、日本ユーザー会(今のところ非公式らしいが)の ML にも登録してみた。なんかこういう「みんなでいいものを作ろう、で、みんなでいいものを使おう!」っていう精神っていいですよね。
ところで最近話題になった Office スイートには ThinkFree Office もあるが、どうして OpenOffice.org にしたかというと、Apple が Sun と提携して Mac 用の Office スイートを出すんじゃないかと一時期話題になったからだ。Sun はこの噂を否定したけれど、噂になるくらいだからひょっとすると AppleWorks の次期バージョンは StarOffice か OpenOffice に基づいて作られるんじゃないかと思ったのである。火のないところに煙は立たないと言うし。
もしそうなら Classic Mac OS もサポートして欲しいところだが、さすがに無理かな。こないだ自分で葬ったばっかりだもんね。OpenOffice は C++ だそうだからなんとかポーティングできそうな気もするんだけどなぁ。誰かやってくれないかなぁ。ドキュメントはぼくが全部書くのでもいいから。
今日から住基ネットが稼働しているそうだが、予想通りというかいつも通りというか、あちこちでトラブルが相次いでいるとか。全国各地で非難囂々、いったい何のメリットがあるんだろうという論調が日本列島を席巻しているそうである。マスコミによれば。
随分前からぼくは、特に民放の「報道に対する姿勢」について疑問に思っているのだが、どうしてこう民放の報道番組というのは視聴者に自分たちの意見を押しつけようとするんだろう。アナウンサーは黙ってニュースをしゃべっておればよいのだ。無理か。とにかくニュース番組には視聴者を煽る性質なんて不要なはずだ。
アナウンサーが自分の意見を云々するのは、つまり自分をアナウンサーではなくニュースキャスターであると思っているからなのだろう。まあそれならそれで構わないんだけど、もうちょっと考えた発言をしてくれないかなぁ。テレビって影響力が強いんだから。
件の住基ネットだが、ぼくは大いに賛成である。もちろん個人情報保護法などの関連法案の成立は急がなきゃならないだろうけど、住民情報が全国規模でネットワーク化されるのはすばらしいことだと思う。確かにぼくが北海道へ旅行したときに突然住民票が必要になるというシチュエーションは想像できないが、例えば引越のあとの書類処理が少しでもスムーズになるのは良いことだ。それに、カードで自分の住民票などを好きなときに自治体の施設のコンピューターか何かで引き出せたら、これまた便利に違いない。愛想の悪い市役所職員と顔を合わせなくて済むし、5時までに市役所へ駆け込む必要もない。
IC カードが出たら身分証明書代わりにも使えそうだし、さらには保険証やら免許証やらといった証明書類がそこに統合される可能性もあるんじゃないだろうか。そうなるとぼくの財布の中も随分とすっきりするから、これは是非とも実現してほしいものだ。
こんな風に考えるのはぼくがデジタルデータに比較的馴染みがあるからなんだろうか。あ、単にアマノジャクだからか(笑)。
大体、どいつもこいつも揃いも揃って個人情報という言葉に過敏になっていると思うがどうか。言うまでもなく既にありとあらゆる名簿があちこちで取り引きされている。それくらい、毎日飽きもせず送られてくる DM の数を見れば気が付きそうなもんだ。確かに住民情報を扱う職員には相当の倫理観が求められるだろうが、状況としては現在とそれほど変わらないんじゃないかと思う。
というか、これを機に公務員削減→公費削減→減税という流れに持っていくべきじゃないですか、小泉さん。いくらなんでも無理だろうか。無理だろうなぁ。どうせなら公務員の終身雇用の構造も改革して欲しいところだが。そうすれば少しは役人根性も抜けて、公共サービスの質も向上し、ってちょっと話が飛躍しすぎた。
まあぶっちゃけた話、銀行や郵便局の ATM とかクレジットカードだって、似たようなもんだと思うんだけど。
キャットショーを見学に行く。天王寺という近場でのショーだったからである。今日はレイトショーだかナイトショーだかで一晩中猫の審査をしている由だが、いくらなんでもそんな長時間他人様の猫ばかり眺めていても仕方がないし、何よりうちの猫が飢えてしまうので、途中で早々に帰ってきた。
帰って一息入れてから、すぐに地元の花火大会を見物に行く。元来ぼくは人混みが苦手なのだが、キャットショーといい花火大会といい、今日は随分と人の多いところへ顔を出したもんだと、これを書いていて気が付いた。書いていて気が付くくらいだから今日はあまり気にならなかったのかもしれない。
それにしても花火というのは賑やかな中にもワビサビがあって、日本文化の真骨頂のひとつだなぁと見るたびに思う。今年は熊野の花火大会も見に行く予定があって(本当は去年も予定していたのだが、台風のせいで流れてしまった)、今からとても楽しみなのである。
花火を見ていたらファンタビジョンがやりたくなった。別に二人プレイはなくてもいいから、一作目の方を中古で買ってこようかなぁ。
仕事で京都へ。いつも思うんだけど、この街には本当に雅な地名が多くて感心させられる。今日のお気に入りは綾小路通り。
阪急の運賃はどうしてあんなに安いんだろう、あれで大丈夫なんだろうか、と思う。おまけに特急は 10 分おきに発車するし、特急に乗ってしまえば烏丸なんてあっという間だし、言うことナシである。阪急沿線に住もうかな。いや、別に阪急の回し者でも何でもないんですけどね。
それにしても阪急の特急で京都へ行くときは、およそ 56 % の確率で弁当を食べているような気がする。このご時世に駅弁などという優雅なものはなく、買うのは駅構内のコンビニ弁当だったりするわけだが、それでも流れる車窓を眺めながら取る昼食というのはなかなかオツなものだ。まあ発車する前に半分ほど食べてしまっていたんだけどね(笑
京都では万全のチェックをしていたはずのプログラムがエラーを吐いたりして冷や汗ものだったが、舌先三寸でなんとか切り抜けることに成功。自分で用意したものとはいえエラー画面を見るのは何ともイヤな気分だ。
それにしても世人はどうして Web の仕事をしている人間を「パソコンに詳しい」という目で見るんだろう。そりゃ触りたての初心者よりはいくらか詳しいかもしれないし、Mac ならそれなりに面倒を見てあげられると思うし、Web 関連技術なら一応そこそこの見識(そこそこってのも問題かもしれないが)があるけれど、電○公社のサポートにも匙を投げられたようなものを振られてもわかるわけありません。Windows なんてもう何年もまともにいじってないし(Win2k なら最近少し触ってるけど)。
帰路、やたらと浴衣の人が多いと思ったら、どうやら PL の花火だったようだ。去年は近所の河原で見物したのだが、今日は疲れたのでダウン。相方共々寝てました。さっきまで。
ゲームキューブで出ているルーンというゲームをやり終わったので、最近はもっぱらマリーのアトリエをやっている。シーマンの世話もしているけど、あれはゲームというよりは本当に飼育だからなぁ。一日あたり 10 分くらいだし。稼働時間が。
アトリエシリーズは最近、コーディーのアトリエ(追記。正しくはユーディーであった。失礼。)という新作が出たばかりである。だが、ぼくはアマノジャクな上にケチと来ているので、あまり新品のゲームは買わない。やりたいと思ったゲームをヘビのように執念深く覚えておいて、安く売られる頃になってから購入して遊ぶのである。そんなわけで、もう何年も前の名作であるマリーをやっているというわけだ。もっとも最近はちょっと忙しいので、なかなか進まない。
とか何とか言いながら、昨日一仕事あがったところだしということで、今日は勝手に休日にすることにした。ところが休日なのに相変わらず Mac の前に座っている。ナントシタコトカ。趣味を仕事にした者の性ということだろうか。普段もあまり仕事が苦にならない替わり、趣味で Mac を触っているとなんとなく普段と変わらないような気がして、ちっとも休日という気がしない。
困ったもんだ。明日も自主休日にしてやろうかな。