白林檎ベースステーション

白林檎ベースステーションは、林檎系個人サイトです。つまり、アップルコンピュータ社の Macintosh の中途半端マニアがうだうだしているだけのサイトです。得るモノ? 他人にそんなものを求める根性は間違っています。まあ、まったりと日記などをお楽しみください。

白林檎的日常

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2002.11.5

 急に寒くなった。おっと悪い悪いもう 11 月だったね忘れてたよじゃあ寒くしようかエイっ! とばかりに、11 月に入って唐突に平均気温が 5 度くらい下がったような気がする。おかげでずっと寝込んでいた。といっても別に風邪をひいたわけではなく、単に寒いから布団にくるまってウダウダしていただけだ。

 随分前にもらった LC II がずっと眠っている。一時期 NetBSD (68k) を入れようと思い、メモリを最大にして HDD を 1GB のものに積み替えた。NetBSD のインストールも完了し(これが何時間もかかるのである)、いざ起動。ところが必ずブートに失敗する。どうも ADB デバイスの認識か何かでつまずいているような雰囲気で、ソースをハックできればいいのだろうがとてもそんな真似はできないし、結局ほったらかしにしていた。

 この LC II は VRAM も増設済みで、しかも KT 7.1 が揃っている。つまり Mac として使おうと思えば使えるのだが、別に Mac に不自由しているわけじゃないしなぁ、と、やっぱりほったらかし。しかし最近、もう一度いじってみようかという気になっている。Fax として使うためだ。Ethernet カードも載せているし、あとは外付けモデムを入手すれば、AppleTalk 対応 Fax に何とか仕立て上げられるんじゃないかと、色々考えているわけである。プリンタも一緒にもらったから(本当に一式丸ごとひきとったんである)、受信だって可能だ。

 また挫折しそうな気もしないではないけど。忙しいし。


2002.10.30

 なんとなく OpenOffice.org 日本ユーザー会 のキャンペーンバナーをトップページに貼ってみた。

 皆さん良かったら OpenOffice.org 1.0.1 を使ってみてください。無料で使えるオフィススイート、一般で言うところのオフィスソフトです。そう、ワードとかエクセルみたいなやつ。なんと Microsoft Office のプリインストール版では付いてこないプレゼンソフトまで入ってます。現在は Windows 版と Linux 版が実用段階に入ってます。Mac OS X 版はこの前 Public Beta がリリースされましたが、インストールするには XDarwin を入れる必要がある上に、日本語を使うのにエラく苦労するので、残念ですが Mac ユーザーの皆さんはもうちょっと待ちましょう。以上、ユーザー会会員からの宣伝でした。宣伝終わり。

 どうにも最近また生活が乱れて困るのである。それに妙な夢をよく見る。昨日は全身が血管だけでできた人間の集団に追いかけられたし、今日は遊園地のような場所で唐突にカンガルー相手のボクシングをさせられそうになった。一体どういうわけなのか、ぼくの無意識が何かを警告しようとしてこんなものを見せているのか、さっぱりわからない。今は躁だから、妙なことに手を出すと痛い目に合うぞというお告げなのかもしれない。

 大学中退以来久しぶりに六法を繙く。こうしてゆっくり眺めてみると、法律というのもなかなか面白いものだ。法学部音楽科在学だったぼくには新たな発見が非常に多い。そんなんでいいのか大学教育。


2002.10.28

 プチ広告批評。東京三菱キャッシュワンの TVCF。あれはいったい何のつもりで放送しているのだろう。借金に苦しんででも馬鹿女に貢げということか。男性はもちろん、女性の反感も相当なものだろう。三井住友アットローンも同じような構成だが、まだこちらの方が「緊急性」という要素が加えられているだけ、本当に困ったときだけ利用するものだというイメージを持てる。これは金融業者としての倫理に関わる問題だと思うのだが、広報担当者はどのように考えているのか一度話を聴いてみたいものだ。プチ広告批評終わり。

 最近(昨日からとも言う)暗号に興味を抱き、色々と調べたり試したりしている。

 暗号にも色々あるけれども、ぼくがやっているのはニイタカヤマノボレではなく、コンピュータデータの暗号化の方である。とりあえず始めたのは PGP による暗号化メール。これがなかなか面白くて、本当にまったく、よくもこんなものを開発したものだ。

 今日から急に寒くなったように思う。寒いと、途端に出不精になる。コタツで冬眠できるなら冬眠したいくらいなのだが、相方にコタツは出さないと言われてしまった。しかしこれくらいで引き下がるぼくではない。今後数週間に渡って猫たちと一緒に談判を続ける予定。


2002.10.25

 京都の町は合理的なまでに合理的に区画が整理されていて、方向音痴のぼくでさえ適当に見当を付けて歩いても目的地に着いてしまうほど、路がわかりやすくできている。ただしこれは徒歩での話だ。何しろ大阪以上に一方通行が多いので、自動車だと慣れない内は相当難儀するだろう。

 寺町通りという京都の電気街と思われるところをふらりと訪れ、散策。小さいながらもニノミヤの Mac 館があって、ちょっと感動したのでつい立ち寄ってみたら、ちょうど店員が Photoshop Elements か何かのサポートをしているところだった。客は年輩の男性。機種は PowerBook G4 である。スペックまでは知らない。そんなことが見ただけでわかったら、さっさと占い師にでも転職している。なかなか説明を飲み込めない男性と微笑がだんだん嘲笑に変わりつつある店員を横目に見ながら、ざっと店内を回る。特にめぼしいものはなかった。

 とあるゲームショップで妙なものを発見。Xbox の展示台でひっそりと稼働している任天堂スーパーファミコン with ストII。なんだそりゃ。Xbox の過剰在庫をちょっとでも減らす為に、他のハードを Xbox に見せかけて稼働させている販売店が続出しているとは聞いていたけど、実際に我と我が目で確かめたのは初めてだった。

 展示台は Xbox のロゴの入った緑と黒を基調にした台で、上にテレビ、その下のスペースにゲーム機を置くタイプの、よく見かける形の台である。その「ゲーム機を置くところ」に、ちんまりとスーファミが鎮座していたのである。さらにその事実を隠そうかとするようにうず高く積まれた Xbox の空箱。しかもそれらの空箱は完全にはゲーム機を隠しておらず、一応はスーファミが稼働していることが見えるようになっていて、きちんと言い逃れできるようになっている。素薔薇しい(© ヨダレ団長)。

 店内には数人の子供がいたが、それぞれプレステ 2 とゲームキューブの体験版に夢中で、Xbox の展示台は誰にも相手にされていない。いきなりこういうものを見せられるとさすがに  大爆笑  衝撃を受ける。スーファミなのは任天堂のお膝元だからだろう。別にスーファミじゃなくてもいいんだろうけど、64 以降の任天堂ハードも他人のことは言えないようなラインナップだからな。質はいいんだけど。

 こんなことを書いているぼくは実をいうとゲームキューブファンだったりする。何か親近感あるし。色々な意味で。


2002.10.24

 今日は休眼日なので、というわりには日記など書いたりしているが、ともかく目を休めるため緑を見に行ってきた。

 ぼくの住んでいる街は古い歴史と無数の古墳を有していて、古墳群のうちのひとつが公園になっている。他にもあるかもしれないけれど、知らない。ともかくその公園に相方と二人、弁当を持って歩いて行った。この公園は少し離れたところにあるが、ハイキングというほど遠くもない。しかし散策には丁度良いところだった。緑が多く、車の音も電車の音もしない。何とも気持ちのいい場所だ。

 四阿で弁当を食べてしゃべっていると、遠足と思われる小学生の集団に遭遇。最近は随分と人数が減っていて驚く。こういうのを見ると少子化という言葉が急に現実味を帯びてくる。ところで「少子」という言葉はもともと小さな子供の意であると岩波文庫のしおりに書いてあって、その文章は言葉は変わるものだという意味の文で結ばれていた。と思うのだが、結びまでは正直に言うと忘れた。とにかく言葉に関するまめ知識が載っているこれらのしおりは、岩波文庫を買うときの密かな楽しみだったりする。

 相方と小学校時代のことなんかをしゃべりながら、公園を散策。横穴墓群の名の通り、その山肌にはやたらと穴が開いている。途中どんぐりが落ちていたり、小さな柿の実(相方によれば間引かなかったのだろうとのこと)がなっていたりと、そこここに秋の風情が感じられて上機嫌になる。

 その後、隣接している歴史資料館へ。いろいろと面白いものが展示してあったが、なかんずく人面の描かれた土器が面白かった。呪い(「まじない」である。「のろい」とか読まないように)に用いたのだそうだが、それにしてもコミカルに描かれている。

 帰途、スケッチショウの新譜を購入。非リアルタイム型 YMO 小僧のぼくにはたまらん音だ。なんだかファンサイトくらい作ってしまいそうな勢いである。