いやー、驚きましたな。スクウェアとエニックスが合併である。合併とはいうが、まあ吸収合併といって差し支えなさそうだ。どっちがどっちを吸収するのか良い子のみんなは考えてみよう。それにしても映画でコケると怖いですね。どことは申しませんが。
さて、今日テレビをぼんやり見ていたら、サザンオールスターズの桑田さんのベストアルバムの CM をやっていた。またベストか。ここのところベストアルバムかトリビュートか、そういった音楽再利用系のものがやたらと多いのはいったいどういうわけだ。そんなに売り上げが落ちてるのかレコード業界。まあ桑田さんはちっとも悪くないんだけどね。たまたま桑田さんのアルバムの CM が流れていたから思ったわけで。ファンの方、その辺誤解のないように(ちなみにぼくは嫌いでもないが好きでもないという程度)。
ぼくはこのような音楽の再利用が嫌いである。トリビュートは場合によっては面白いと思うけれど、本人の監修ならいざ知らず、レコード会社の馬の骨が適当にチョイスしたアルバムを「ベスト」と名付けるなど思い上がりも甚だしい。そのミュージシャンが好きであればあるほど(余談だがミュージシャンをアーティストと呼ぶ風潮は何とかならんものか)、そのミュージシャンに対する自分の思い入れを軽視されたような気分になる。
最近出た坂本龍一のベストのように本人監修ならいいのかというと、こちらは許容範囲である。オリジナルアルバムと同じようにひとつの作品と見なしてもよいと思う。とはいえ、ベストばかり発売するのは音楽家としては怠慢だから、やっぱり気にくわない。
あれ。何だか愚痴だらけになったな。疲れてるからだろうか。
一週間足らずで Yahoo! Japan に登録された某サイトであるが、これがまあ Yahoo! から来るわ来るわで、驚いているのである。このままいくと明日か明後日には 1000 アクセスを記録しそうなのだが、こんな勢いは初めて味わうので、流石にとまどいを隠せない。うれしさ半分とまどい半分、といったところか。ちなみに 10 進数の 1000 は 16 進数だと 0x03E8 でキリが悪い。10 進数で 1024 だと 16 進数の 0x0400 となり、これが某サイトのカウンタのキリ番ということになるのだが、面倒なのでキリ番企画は何もしない。
ところでいい加減仕事のデータが手動では把握できなくなってきたので、ようやくデータベースを構築し始めている。例によって Perl と MySQL なのであるが、ファイルサーバである Power Mac G3 + Mac OS X 10.1 上で構築している。Web ブラウザでアクセスする予定。やれやれ、これでやっと業務サーバらしい体裁が整ってきたぞ。MySQL を使ってシステムを構築するときの最高の組み合わせは Linux + Apache + MySQL + PHP という構成で、略して LAMP というのだそうだが、関係ないもんね。ぼくは Perl が好きだ。Mac OS X も好きだし。使いやすくて。つーか Mac 使いなら FileMaker 使うべきですか?
Mac OS X といえば今 Mac OS X ML で UI の話題がものすごく盛り上がっている。ぼくなどはとても畏れ多くて参加できないような面子がツバを飛ばさんばかりの勢いで議論している様は、端から見ていてとても興味深い。やっぱり UI というのは奥が深い物だなぁ、と感心している次第である。とりあえず推薦図書の『ヒューメイン・インターフェース』を読みたい。
REALbasic を長いこといじっていたが、ようやくちゃんと「アプリケーション」と呼べる物を作った。といっても大したものではなく、シンプルな画像プレビューワである。もう少し機能を追加するつもりなのだけど、とりあえず基本部分はできあがりということで、1.0a として身内にリリース。
ぼく自身が欲しかった機能を付けたので、当然ぼくにとっては最高に使い勝手が良い。相方にも好評。相方のご両親にもまあまあ好評ということで、ちょっとばかり気をよくしている。やっぱり自分が普段から使うツールを手作りするというのは面白いし、手に馴染んで気持ちがいい。
ただ、メモリっ喰いなのが難点なので、これの解消が次の目標となる。新機能の追加はそれからだ。そのうちこのサイトでも配布したいと考えているのだが、どうかな。使ってくれる人がいたら嬉しいんだけどな。白林檎謹製 Mac OS 9 専用お手軽画像プレビューワ。Mac OS X に対応する予定はない。なぜなら Mac OS X の Finder にはプレビュー機能が付いているからである。
うーん、時代に逆行。
久しぶりに旧友と会う。
この人は高校の先輩で、のみならず大学の先輩でもあるのだが、これはぼくが附属校に通っていたのだから当たり前だ。どういう経緯で知り合ったのかというとクラブの一年先輩だったからなのだが、いつからだったか、確かぼくが大学に入学した頃から、タメ口で付き合っている。ぼくとしては敬語で話すことにちっとも抵抗はなかったのだけど、一緒にバンドなどやっていた関係で、あるとき「タメ口じゃないと何か意志疎通がスムーズじゃない」と先輩から要望があった。彼は音楽的にぼくの師匠のような人なので、ちょっとした憧憬のような感情があり、対等に見てもらえるのはまんざらでもないから、素直にそれに従った次第である。
仮に Y としておくが、Y が大学を卒業しぼくが大学をスピンアウトしてからというもの、長い間疎遠になっていた。何だかあっという間に時間が過ぎたというのもあるし、ぼくが大阪にきて連絡を取りにくくなったというのもある。ところが、ほどなく後者はぼくの思い込みに過ぎないことが判明した。Y も就職先(どことは言わないが大きくて青い会社である)の関係で大阪勤務となっていたからである。
このことを初めて知ったのは今年の二月頃、なんとなく久しぶりにメールを書いてみたときだった。自分の近況などを書いて送ったら、向こうもぼくが大阪に住んでいるというので驚いた様子だった。とりあえず難波でココアを片手に再会を喜びあった。その後も頻繁に会っていたのかというとそうでもなく、お互いの「受動的な連絡の姿勢」に苦笑した。Y もぼくも、なかなか自分からは連絡しない性格なのである。
また音楽を一緒にやろう、と話をしてきた。なかなか時間が合わないから、スタジオを借りて練習というわけにもなかなかいかないだろうが、曲を作る分にはネットワーク越しになんとかなるだろう。音楽のことに限らず、Y がいると色々と面白いことが起こる。大阪でも友人は増えたけれど、やはり学生時代の友達というのは格別だと思う。
世に初心者向けパソコン書籍は数あれど、市場シェアの関係からか Mac 関連書籍は Windows 関連書籍と比べるとやはり多いとは言えない。ファン向けの本なら逆に Windows のものよりずっと多いのだが、実用的な本となるとエロゲーの数ほどの違いがある。内容はというと、見たことがないのでよくわからない。
そのような状況の中、今日は珍しく iApps の解説本を発見。iApps というのは言うまでもなく iTunes をはじめとする iMovie、iDVD、iPhoto、iCal、iSync といった一連のお手軽便利系ソフト群である。これまで Mac OS 9 や Mac OS X そのものの使い方、あるいは Photoshop や Flash といったアプリの HowTo 本はよく見かけたが、iApps の本には初めてお目にかかった。こういう切り口こそ初心者ユーザー獲得には重要であると言えるだろう。
それはいいのだが、その本屋ではこの本が携帯電話関連の棚に並べてあった。iApps というくらいだから携帯電話だろう、と考えたのに違いない。誰が並べたのか知らないが、
そら i アプリやがなというツッコミを入れる同僚くらい近くにいなかったのだろうか。というか、本の内容くらい確認してから並べて欲しいもんであると思うが、どうか。
世間の Mac に対する認識を垣間見たような気がした。