今日は七夕であるが、毎年そうであるように、今年も梅雨のため織女と牽牛は会うことができなかったようだ。もっとも、旧正月の例にも見られるように、そもそもの七夕祭は 8 月である。仙台がそうだし、確か中国もそうだったような気がする。
シンガポール在住の C 氏が来日するとのことで、それに合わせて今日は ja.oo.o の会議が開催された。溜池山王にあるサン・マイクロシステムズのオフィスの一室を借り、懸案事項について二時間ほど討議を行った。これについては K さんが記録をとってらしたので、K さんのパソコンが復活次第、HTML か何かになるだろう。ならなければぼくがやる。
その後は近くのびすとろ屋で宴会である。Y 氏や W 氏などといった面々も参加し、大いに盛り上がる。こちらについては少なくとも ja.oo.o としては公開されないだろう。どなたかが個人ベースで Web ページに仕立て、ML で URL が流れるくらいではなかろうか。
今日の会合はそうそうたるメンバーが集まり、ぼくなど恐れ多くて普段ならば口も聞けないような方ばかりである。しかしそこは酔った勢いといおうか、ニッポンの誇るべき伝統といおうか、宴席で手持ちの名刺をありったけ配ってきた。ついには名刺がなくなってしまい、N さんや M さんには大変な失礼をしてしまった。大阪に戻ったら郵送するつもりでいる。また、T さんや N さんには素晴らしいお土産を頂戴した。ぼくも何か持っていけばよかったかなぁと思ったが、まあ思い付かなかったのだから仕方がない。
皆様、お疲れ様でした。
というわけで、東京へ帰省している白林檎である。幼少のみぎりより帰省といえばその目的地は広島だったから、いくぶん妙な心持ちもしないではないけれど、考えてみれば東京はぼくの人生の中で最も長く過ごした場所である。久々に歩いてみて、風景が変わらないことにも、また少しずつ時代の波が押し寄せているのを見ても、どちらのときでも郷愁とかいう感情が胸を去来するから可笑しい。
早速秋葉原へ行こうと思っていたのだが、学研の『歴史群像』シリーズの歴代首相列伝なんぞを夜更かしして読んでいたせいで、起きたら夕方であった。仕方がないからとりあえず地元の電気店に赴き、とりあえず Ethernet ケーブルだけ購入してきた。で、iBook を自分の部屋からインターネットにつなぎ、こうして日記を書いている次第である。
明日も何だか起きたら午後という予感がする。とりあえず T 氏との懇談の場所を探しに調布へは必ず行かなければならない。できれば秋葉原も行きたいんだがな。少なくとも渋谷まで出て、桂花のラーメンを食するという野望くらい達成しておきたいものなのであるが。なかなか微妙だ。
メールマガジンの紹介文に「やや Mac の話題が多めです」とあるためか、まぐまぐから一通のメールが届いた。メルマガ情報誌の『ウィークリーまぐまぐ』に旬のメルマガとかいうコーナーがあって、今回は Power Mac G5 発表を取り上げる、ついてはムシクイをこのコーナーで紹介するとのことだった。これが先週のことである。
別に拒否する理由もないので放っておいたところ、確かに今日付けのウィまぐの同コーナーでムシクイが紹介されている。それも「Mac ユーザーでなくても楽しめる」との好意的なコメントを付けてもらった。おかげで購読者数が一気に 100 人近く増えた。びっくりすると同時に、身の引き締まる思いがした。実を言うとムシクイは No.64 あたりで収束させようかと思っていたのであるが、これはまだまだ頑張らなければ。
何しろ紹介してもらってすぐに休刊となるとものすごく気まずいのである。前科があって、あのときはウェブ技術の解説もどきを書いていたのだが、マックパワー誌に取り上げられた次の週から発行休止という失態をさらしてしまったのだ。登録してもらった方にも、マックパワー誌にも本当に申し訳ないことをしてしまった。あらためてこの場でお詫び申し上げたい。ごめんなさい。
ムシクイは先に書いた通りまだまだ続く予定である。No.256 あたりでまた収束を考えよう。って、それはいつの話だ。
何だかダラダラと眠ってしまい、目覚めたら日が落ちつつあった。寝付けないからクーラーをかけておかなければ仕方がないのだけれど、タイマーの調節を少し誤ると起きたときに体が逆に疲れてしまう。難儀なものだ。
予告通りエヴァのリニューアル DVD ボックスを買ってきて、ホームシアターで鑑賞中。なるほど、絵も音もグレードが上がっている。訳がわからんとか最後が暗いとか物語が中途半端だとか、悪い評判も聞かないでもないが、やはりエヴァは良い。面白い。ストーリーも好きだし、それに何と言っても演出が巧みな上にも巧みである。
ところで、今度の木曜日から一週間ほど東京へ帰ることにした。相方とこっぴどく喧嘩をしたからというわけではなく、7 月 7 日に ja.oo.o の集まりがあるからだ。あと、実家のネットワーク周りがおかしいらしいので、こちらの点検も予定している。iBook を持っていくからコンピューティング環境には不自由しないけれど、とりあえずぼくの業務は一週間ほど止まることになる。サーバ達よ元気で。一応 SSH で一日に一回はログインしてやるから、どうかネットワークと電源だけは落ちませんように。
飛行機に乗るのも久しぶりだ。こちらも落ちませんように。
日記の更新スクリプトを書いた。以前は驚くべきことに手動でやっていたのである。我ながらあきれたものだが、まあそのおかげで今回の新システムが生まれたわけだし、良しとしよう。失敗は成功の母とは、昔の人はうまいことを言ったものである。
データ構造もガラリと変えたので、当然表示スクリプトも変わる。そこでこの際思いきって PHP にしてみた。PHP は先日からちょこちょこいじっていたのだが、ちゃんとしたプログラムを書くのは初めてである。少しドキドキしながら、php.net のマニュアルを見つつ書いたわけだが、ちょっとした癖はあるものの先日書いた通り Perl と C と Java のいいところを持ち寄ったような言語仕様だから、まあ書きやすいこと書きやすいこと。流行るわけである。
ところが FreeBSD の Apahce に PHP を組み込む段になって問題発生。いくら php.ini をいじっても文字化けが発生してしまう。理不尽なことに mb_http_output() で文字コードを指定しても化ける。php.ini をよ〜く眺めてみたら、default_charset というディレクティブがあり、ここで EUC-JP を指定すればちゃんと表示されることを発見(スクリプトは EUC-JP で書いているので)。
しかし今後 i-mode 的なものも作るかもしれないし、標準文字コードは一応 Shift JIS にしておきたい。そこで default_mimetype を text/html からtext/plain に変更し、スクリプト側で header() 経由で HTTP ヘッダを書くことにした。強引だが、自称 Perl 使いとしてはこの方がよほど自然で落ち着く。というか、こうやって書いていたら default_mimetype を変更する必要はないような気がしてきた。まあいいや。
次は C で同じ機能を書いてみようかと思っている。それが終わったら C++ だ。なんでここへきてプログラミング言語を片っ端からなめてるんだろう。