ついに阪神優勝である。あ、この文字配列は商標登録されてるんだった。危ない危ない。もう書いてしまったが。
白林檎は別に阪神ファンではなく、どこかというと広島ファンなのだが、それはともかくとして、阪神の 18 年ぶりのリーグ優勝は素直に祝福したい気分である。今年の阪神はとにかくぶっちぎりに強かった。一体何が起きたのかと思ったほどだ。広島もあやかりたいものである。
道頓堀は大騒ぎの様子で、つくづく今日日本橋に出なくて良かったと思っている。もし出ていたらエライことだ。帰って来れない。ちらっとテレビを見た限りでは、ひっかけ橋のあたりはもう人だらけであった。各局の申し合わせで、道頓堀ダイブは煽らない方向で報道するらしいが、それでも既に何人かは飛び込んでいるそうである。これからしばらくお祭り騒ぎが続くことだろう。
何だか妙に喉が痛い。昨日くらいから少し秋らしくなってきたが、てきめんに風邪をひいたような雰囲気だ。とりあえずテレビを眺めながら、のど飴を貪り喰っている。
あのビル・ジョイ (この名を知らぬ BSD 使いはモグリである) がサンを退社するそうである。アメリカでは転職や退職は珍しいことではないが、しかし彼はサンを創設したひとりでもある。時代の流れを感じるのはごく当然の感情だ。今後のサンのソフトウェア戦略 (もちろん OOo も含めて) や、彼がこの先何を始めるつもりなのかなど、興味は尽きない。まだまだ頑張っていただきたいものだ。
ところで今、大阪は至る所タテジマだらけである。ポスター、看板、グリコマンは言うにおよばず、商店の棚までもが容赦なく縞模様に彩られている。今日阪神はサヨナラ負けを喫してしまったが、それでもマジックナンバーは残すところあと三つ。リーグ優勝はもはや確実なものと言える。胴上げのその日に向けて、大阪の街はまさに突進しているのである。
その中にあって近所のダイエーだけは、商品棚の三分の一こそタイガースに明け渡しているものの、店内には常にホークスの応援歌が流れ、客をホークス一色に洗脳せんばかりの勢いを保っている。今年のセリーグ優勝チームが阪神で間違いないのと同様に、おそらくパリーグの今年の優勝チームはダイエーで決まりであろう。
リーグ優勝決定から日本シリーズ、そしてその後しばらくのダイエー店内が楽しみだ。
N さんが導入されてとても快適であるとの話を聞き、それでかねてから使ってみたかったリムーバブル HDD ケースというものを購入。ついでに 40GB の HDD も買ってきた。締めて 10,000 円也。だが慌てて交換用トレイを追加で買うのを忘れていたので、近々 Sofmap.com か何かで注文するつもりだ。
PC を使っている人には信じがたい Mac の特徴のひとつに、起動ディスクを自由自在に変更できる、というのがある。HDD を二台積んでいようが三台積んでいようが、また一台を複数のスライスに分けていようが、それぞれにシステムをインストールしておけばいつでも何の苦もなく起動システムを変更できるし、それどころか同じスライスに複数のシステムをインストールしても (Mac OS 9 以前なら) 何の問題もなく動作する。これは Mac が他のシステムに自慢していい長所だと思う。
で、標準ではそんな芸当ができない PC で何とか複数のシステムを使いたいと思ったら、ある程度の知識とテクニックが必要だった。PC にその手のユーティリティが多い (というか Mac にはそもそもそんなユーティリティがないのだが) のはそういう事情があるんだろう。だが、しかし、このリムーバブル HDD というのは実に画期的である。Mac と同じかそれ以上の手軽さで起動システムを変更できるのだ。
あ、ふと思ったんだけど、ディスクを入れ替えて起動するシステムを変更するこの感覚、何かに似てると思ったらアレだ、DOS だわ。そう考えると DOS って手軽だったんだなぁ。
福猫展というのを観に行ってきて、そこでちょうど手にしっくり来るぐい飲みがあったので、購入。600円也。また、相方の父上にマグカップも買っていただいた。こちらは取っ手が面白い形になっていて、飲みやすい。
福猫展というだけあって、他にも様々なものが置いてある。猫用品は何一つ置いていないが、猫をあしらった工芸品の数々が、所狭しと土間や座敷を埋めている。会場は民家をそのまま解放しているような場所で、陶器や木工細工がよく映えていた。どの作品にも作家の個性が滲み出ており、なかなか飽きない。流石に巧く仕上げてある。
折角ぐい飲みを手に入れたんだから、久しぶりに旨い地酒でも飲みたいな。一合くらいでいいんだけど。
手元に程良い長さの MIDI ケーブルがないことに気が付いて、夕方から天王寺へ行ってきた。夕食も兼ねるつもりだったので、相方同伴である。
駅に着いた辺りで確か今日から Power Mac G5 の店頭展示が開始だったぞと思い、MIDI ケーブルそっちのけでソフマップを覗く。と、ありましたよ。ありました。あのいぶし銀の筐体が。メルマガにはあんなことを書いたが、実はちゃんと見てきたのである。まあ発行した後出かけたので、これについてはご了承願いたい。
Power Mac G5 は予想していたより随分大きなマシンだ。幅は変わらないが、高さは G4 よりもあるのではないだろうか。その分空気の動きをよくしているということなのだろうか。前面は、なるほど改造されたミニ四駆のように穴が空いている。中が透けて見える。大きなファンがゆっくりと回転している。
しかし、この通気口はさほど気にならず、むしろうまくデザインに溶け込んでいると感じた。アップルのデザイン部門、久しぶりにいい仕事をしている。全体的にシャープな印象の筐体だ。速度は、よくわからなかった。まあデスクトップピクチャにエフェクトをかけながらもストレスなく Finder 操作ができたから、すなわちそれが速さの証なのかもしれないけど。