昨日の晩から粥と胃薬で生活をしていたおかげで、胃の方はなかなか調子がよくなってきた。
キャベジンという胃薬があって、これはうちの常備薬(常に大瓶)なのだが、最近これとは別にある漢方薬を知った。何でも中国軍の常備薬で、切り傷、刀傷から内臓疾患に心疾患、関節痛、極めつけは癌まで治してしまうという万能薬なのだそうである。三国時代の豪傑、張飛も使ったという伝説があって、この辺り中国特有の悠久さというか大風呂敷というかそういったものを感じるが、とにかく漢方薬の中でもかなり有名な部類に入るのだという。
相方の父上はこれを飲んで腰痛がきれいさっぱりなくなったというし、相方も以前、ひどい胃痛の時にこれを飲んだら嘘のようにおさまったといい、他にも医者から見放された末期癌患者が復活したとか、何を隠そうぼくの回りにも並々ならぬ伝説がある。今回の胃痛はどうもキャベジンだけでは収まりそうもなかったから、ぼくもこれを飲んでみた。確かにこれは効く。服用後二十分もすると、げっそりしていた胃がキュルキュルと活発になった。あとはもう元気なものである。流石は漢方薬、中国五千年の歴史は伊達ではない。
KO+F では、結局 CD-R が四百枚以上はけたそうだ。四百枚と一口に言うが、これは大変な数である。一家に一枚配るとすると、町内を回っただけでは配りきれない。中学校なら全校生徒の数に等しい場合もあるかもしれない。これだけの数を用意した M 君、K さん、A さん他、CD-R 作成に携わったスタッフには頭が下がる。
あ、KO+F で思い出したからメモしておく。N さんによれば、12 月からようやく ja.oo.o の英語メニューがつかなくなるそうだ。めでたい。新トップページはあの中に収まるように作られている気がするから、またそのタイミングで改装だろうか。しなくてもいいかな。いいような気もするな。まあ、またそのときに考えよう。
なんだかんだとあって、二週連続でメルマガを出していない。まあいいか、来週は出すことにしよう。
KO+F は盛況のうちに終了した。当日、相方も手伝いにきてくれることになって、ビラと CD-R を配るのに奮闘してくれた。ぼくは何をしていたかと言うと、もちろんビラも配ったが、どちらかというと OOo の説明係のひとりとしてブースに立っていた。主に Mac OS X での OOo 状況を担当。途中、kansai.pm と Panther 関連のステージだけ眺めに行ったが、ちょっとした休憩を除き、あとはほとんどブースに張り付いていた。本当は L 氏の講演も聴きにいきたかったのだが、土曜日の午後ということでそれなりの来客数が予想されたため、残ることにした。K さんの講演も同じ理由で断念。
ずっと立っていたからなのか、昼休みに食事を取らずコーヒーだけを飲んだからなのか、あるいは前日のカレーでやられたか、午後からキリキリと胃が痛み出した。そのうち治るだろうと思ったのだが一向に良くならず、やむなく打ち上げをドタキャンしてしまい、実に申し訳ないことをした。また機会があるだろうとはいえそうちょくちょく集まれる面子ではないから、是非とも出席したかったんだがなぁ。
終了後のお楽しみ抽選会で BSD Con の T シャツが当たった。素晴らしい。何かイベントがあったら着ていこうかとも思うが、勘違いされて FreeBSD の質問なんぞされても困るからやめとこうかな。シャツといえば
もぐら もじら組の法被がうらやましかった。他にも自分のところのグッズなりを揃えているところがあって、いい感じに映った。ユーザー会でも何か作りたいなぁ。ぼちぼち揃えていけばいいけど。
見事に昼夜逆転生活をしている白林檎である。明後日には KO+F なので、何とかして朝型に戻さなければならない。明後日は iBook を持っていくので、お暇な方は大阪産業創造会館(とかいう名前だったと思う)までどうぞ。OOo のブースで林檎っぽい顔をして立っている男を見かけたら、それがぼくである。関係ないがアップルも KO+F に協賛することにしたようだ。
Radeon にしてからというもの、ときどき解像度が VGA しか出ない。ディスプレイが起動すべきタイミングで、一度通電した後また待機に逆戻りし、また起動というステップになっているため、どうもディスプレイの型をチェックする段階でつまづいているような雰囲気だ。どっちが悪いのかわからないから対処のしようがない。とりあえずタイミングを見計らって手動でディスプレイの電源を付けるとうまくいくような気がするので、いちいちそんなことをしているのだが、流石にディスプレイがすぐ壊れてしまいそうでひやひやする。
中古で買ってきた EIZO の T962 もときどき機嫌をそこねる。あるとき突然フォーカスがあまくなるのだ。で、ずっと放っておくと、いつのまにか直っている。どうもディスプレイ周りに不安材料が多い。
不思議な話だが、近所のツタヤには長らく『カウボーイ・ビバップ』の第九巻だけが抜けていた。レンタルビデオの話である。
ご存知かどうか知らないが、『カウボーイ・ビバップ』のビデオシリーズ(DVD も)は全九巻である。ぼくは当初このことを知らず、ツタヤには第八巻までしか置いていなかったので、八巻で完結するのだと思っていた。ご丁寧に劇場版のビデオまで置いてあるから、知らない人が見たら誰だってそう思う。ある日第八巻を借りてきて(一年近く前のことだ)、収録されている最後の話を見終わって相方と「いやー、よかったね〜」などと話そうと思っていたら、なんと次回予告が始まった。それでようやく第九巻の存在を知った次第だ。
阿倍野まで足を伸ばして借りてこようかとか、DVD の第九巻を買おうかとか、いろいろと手段は考えた。しかし阿倍野まで行って借りるのはいいが返すのはものすごく面倒だし、DVD も買うなら第一巻から買い揃えないと気が済まない。で、手をこまねいていた。
ところが、今日久しぶりにツタヤへ行ったら、あったよ、ありました。第九巻。速攻で借りて見ましたとも。第八巻までのコミカルさはどこへやら、どシリアスなストーリー展開だったが、何しろ第八巻を見てからかなりの時が流れていたので、何の違和感も感じなかった。いや、八巻のあとすぐに見たとしても、あの男らしいけじめの付け方には涙したに違いない。
ここのところ忙しかったので、そのご褒美かなぁなどと思う。
あ、そういえば阪神負けましたな。福岡だし、やっぱりねぇ、という感じである。選手の皆さんお疲れさま。いいもの見せてもらいました。
来年こそは広島。広島東洋カープをどうぞヨロシク。
二晩続けてサヨナラゲームを見ると、極度に興奮し、おもむろにパワプロなど始めてしまいそうになる。いやはや劇的な幕切れであった。流石は金本。相方が、最近どうにもツいてないことが多いのは、阪神に大阪中の運気が集まっているからじゃなかろうかと言っていた。この二連勝を見ていると思わず納得してしまいそうになる。筋書きのないドラマとはよくいったものだ。
しかしこの野球をよく言い表している名言を、阪神の星野監督は、以前特集番組で正面からバッサリと斬って捨てた。野球には筋書きがある。日々の努力や練習、采配や指示のひとつひとつが、試合というドラマの筋書きになっていくのだ。言われてみれば当然のことではあるが、当然のことをひとつひとつこなしてきたからこそ、就任二年目にしてリーグ制覇というシナリオを成立させることができたのだろう。
人間は奇跡が大好きだ。だが奇跡を待っているだけの人間には、奇跡を起こすことなどできない。奇跡だろうとなんだろうと、起きるからには必ず前段階が存在することを、ぼくも含めて日本人はもっと自覚しなければならない。奇跡は起こしてこそ価値がある。奇跡を待つより捨て身の努力だ。
最後はエヴァネタかよ。