決算説明会というのが、歩いて三分という近さの市民会館で開催された。ここでしっかりと説明を聞き、来年二月の確定申告に備える訳である。が、
見事に寝坊した。 これで来週の月曜日に遠くまで、電車と徒歩でゆうに三十分以上はかかるであろう場所まで聞きに行かなければならなくなった。なんとも間抜けな話である。
ようやくぼつぼつと仕事が片づいてきた。ここでいう仕事というのは請け負い仕事のことだ。これとは別にいくつかプロジェクトがあるのだが、そのほとんどはほったらかしの状態であって、ちっとも進みやしない。しかし、これでどうにか進められるというものだ。
忘れぬうちに物欲メモ。ライカから素晴らしいデザインの数値化情報処理式写真撮影機が来年二月に発売されるらしい。中身はパナソニック Lumix シリーズの未発表製品とのことで、性能に文句のつけようがないこともさることながら、特筆すべき点はその卓抜したデザインにある。まるで往年の名機のような外観を持つのみならず、レンズやシャッタースピードの調節方法まで銀塩式のそれを踏襲しているのである。写真ファンなら間違いなく食指が動くことだろう。問題は、ぼくが写真ファンではなく、ただの下手の横好きであることだけだ。
価格は未定。Lumix と同等品なら 7 万前後ってとこだろうか。
運転免許証の裏書きに行ってきた。この街に引っ越してきてもう二年になるが、ずっと住所変更をしていなかったのである。なぜこの時期に思い出したように裏書きをしてもらったかというと、まさに思い出したからなのであるが、これでは理由にならないのでちゃんと書くと、来年の誕生日が免許の更新日だからである。つまり放っておくと、更新のお知らせが実家に届いてしまうのだ。これは困る。別に更新のためだけに帰ってもいいのだが、今年の状況からして来年の四月頃も慌ただしい可能性が高い。近場で済ませられるならそれに越したことはない。
帰途、立ち寄った書店で SoftwareDesign 誌を発見したので、立ち読み。なるほど、N さんがインタビューを受けている。内容は、まあいつも N さんが話していることそのままだったけど。OpenOffice.org といえば、SourceCast とかいう系の版が上がり、素晴らしく使いやすくなった感じだ。これなら ja.oo.o を本家のスタイルと合わせてもいいなと思った。文字符号の変換が終了したら時間をとって作業したいな。時間をとれるかどうかが問題だが。
それはそうと本屋を五件回っても目当ての雑誌が見つからないというのは何かの陰謀ですか? それとも
唯一神 の意志ですか?
話は変わるが、イラクのテロ(と断定された訳ではないようだがあれは間違いなくテロだろう)は、日本に対する警告と考えるのが自然だ。これまでもテロ組織が書面などで警告を発していたが、一向に関心を示されないもので、少し手荒な手段に出た、といったところだと思う。亡くなった二名に哀悼の意を表する。まったく、物騒な世の中になったものだ。
スラッシュドットで知人の日記をチェックするのはぼくの日課であるが、某 B 君の日記につけられたコメントで、最近国際付加価値通信網上で話題騒然らしい
又吉イエス なる人物を知った。彼がどういう人物であるかは
ググってもらえば 一目瞭然であるので詳細は省くが、なんちゅうかこう、出てくる場所を間違っているというか、もう四、五年早ければ良かったのにと思わざるを得ないような世紀末的な人物である。む。最初に立候補したのは 1998 年の参院選とあるな。
本当に世紀末の人物であったか。
まあ宗教をコケにすると後がこわいのでこれくらいにしておくが、一度、こういうことをまじめに語る人物の頭の中を覗いてみたいものだと思う。考え方が極端というか
ちょっとばかしアレ なだけで、話してみれば案外いい人かもしれない。
それにしても2ちゃんねるは本当に暇人の多い所であるな。ネタフラッシュにしろネタソングにしろ、相当な手間が必要だったはずだ。暴走さえしなければ匿名の力は素晴らしい。
微軟が自動車用制御系でも独占を目指しているとかいう熱有線の記事を見て、一瞬我が目を疑った。窓群ではなく Tbox というのを使うらしいが、何と言っても天下(に汚名を轟かせることにかけては随一)の微軟である。名前からして先日電撃的な提携が発表された
坂村組 とのコラボレーションのような気もするが、だがしかし、そこは微軟である。どんな怖ろしいことになるやら。
と、ここまで考えて、いくらなんでもエンジンなど自動車そのものの制御を行うわけではなく、カーナビとか、そういった付随的な機器の制御であろうと思い直した。それなら、使うかどうかは別として、まあ許容範囲ではある。ところが前出の熱有線の記事には、ブレーキ制御系の修正差分を自動的に下方転送して云々とある。いよいよ命の危険がありそうな話である。既にトヨタや BMW など、いくつものメーカーのいくつかの車種で採用されているらしい。桑原々々。
ところで FFCC であるが、システムから世界観からストーリーに至るまで、実に良質なゲームであることが判明した。同じファイナルファンタジーでも FFX などとは出来が違う。個人的には、RPG ではドラゴンクォーター以来の大ヒットだ。スクエニもなかなか捨てたものではない。FFCC のためだけに GBA を
二台 買ってしまいそうで恐い。
今日から地上波デジタルが始まった。テレビの中の人が盛んに宣伝している。街行く人の「楽しみです」という声を紹介したり、電器店が対応型テレビを購入しようという人たちで賑わっていることを伝えたりなどしている。各局のアナウンサーの顔から余裕がみじんも感じられないのはぼくだけだろうか。大体、デジタル放送の利点はコンテンツ提供側だけに存在するのが現状だ。左様な規格を無理に普及させようなど、おこがましいにもほどがある。
FFCC を相方がやっている。序盤であるが、ボスを倒すのを手伝った。なかなか面白い。相方は聖剣伝説に似ていると言う。ぼくはルーンを思い出した。ジャイアントクラブと戦いながら、ゲームボーイアドバンスは中古だと二台でいくらくらいするだろうと考えている自分がいる。ひとりでも楽しめそうだが、二人でやった方がずっと面白そうだ。そう、このゲームはかなりネットワーク RPG を意識して作られている。聞くところによれば FF11 の世界とも多少の関連性があるとのことだ。
多人数で遊べるものを、と考えるのは任天堂の伝統である。そもそもコンピュータゲームに現在のような「二人用」という概念を持ち込んだのも任天堂が元祖だ(アタリのホームポンは二人用だった気がするが、あれは人間同士で遊ぶのが前提になっているので、いわゆる二人用とは異なる)。ファミコンを開発するときもその辺にはかなりこだわったらしく、初期の任天堂タイトルも、二人で遊べるものがほとんどを占めている。気軽に多人数で遊べる RPG として、FFCC はおそらく正解に近い回答である。GBA なしでも遊べれば満点だったのだが。
このゲームで育った子供たちは、将来、何の違和感もなくネットワークゲームを楽しむようになるだろう。そういう意味ではある種の投資でもある。唯一の問題は、ぼくまでその罠にはめられそうなところだ。コンチクショウ。