世間では例年通りエイプリルフールネタが吹き荒れ、我等がスラドもトピックを見たらネタと思えという状態だったが、ぼくはその頃
三月三十三日の〆切り に向けて作業中であったので、ネタを書いている余裕とてなかった。
今はその仕事もどうにか片付き、ようやく次の滞っている仕事に入れるという状態である。CPANにちょうどいいモジュールが落ちてればすぐに片付くんだけどなぁ。
何故だか知らんがウィルスメール大量受信である。鬱陶しいことこの上ない。SpamAssassinで大半を切り捨てているから良いようなものの、それでも数通は紛れ込んでくるわけで、それをいちいち学習させる手間も馬鹿にならない。もうちょっと効率のいい方法を考えよう。暇が出来たら。
OpenOffice.orgの1.1.1がまもなくリリースとなるようだ。喜ばしい事である。マイナーバージョンアップらしくバグフィックスがメインのようだが、それでも半年で500いくつかものバグを潰せたのはなかなか偉大な話であると言える。もうすぐQAテストが始まる。Mac版は相変わらずX11のプレビュー版しかないので、なんとなくのけ者な感じであるが、できればWindows 2000で参加したいな。暇が出来たら。
誰か時間ください。
オープンソースに関わる人間に高学歴な者が多いのは何故かという話題が一部で流行っているようなので、便乗してみようかと思ったが、とてもそんな時間はないから、ひとことだけにしておく。学歴ではなく個人の置かれる環境の問題である。以上。
うちには七匹の猫が暮らしている。一匹くらい手を貸すようにしつれば良かった。
夕食後、歯に何かが挟まったような感触があったので、徒然なるままにいじっていると、突然「ガッ」と
NullPointerExceptionを出した時のような音がして、 何やら硬いものがとれた。さてはこれが噂に聞く歯石というものだろうかと、思わずしげしげと眺めてしまった。
ぼくは生涯で一度しか歯医者にかかったことがない。そのときも八重歯を何とかするために行ったので、つまり虫歯だ何だといった歯周病とは無縁な人生を送ってきた。相方に言わせると歯科治療はこの世で最も恐ろしい体験のひとつらしいから、できればこのまま今後も疎遠であり続けたいのだが、そうもいかないかなぁ。困ったな。
ところで、今日は父の誕生日だ。どういう時期であるかなどあまり気に留めていなかったが、良く考えたら新年度目前という凄い日である。母がよくぼくに向かって「あと三日遅く生まれてたら、同じ星座だったのに」と言っていたが、それとはちょっと比べ物にならないくらいの際どさである。いろんな苦労があったんだろうな。などと言ったら「今も苦労している」と返ってきそうだ。ともあれ、おめでとうございまする。
プリンタというとエプソンとキヤノンが有名というか、一般にはシェアを占めているようである。どうしてなのか常々不思議だったのだが、T.N.君の日記で理由のひとつが判明した気がする。インクカートリッジが家の近所に売っていないから、というのがそれである。なるほど、エプソンやキヤノンのものは文房具屋にでも売っているが、我が愛用のALPS MD 5000のインクカセットなど、日本橋の電器店ですら扱っていないところがある。ただしHPのものはダイエーにも揃っている。
K.N.は富士ゼロックスのプリンタを長い間使っていたが、流石にガタがきたらしく、買い替えるならどういうのがいいだろうと言っていた。愛するALPSの機械を奨めてもよかったのだが、何しろ店頭販売は終了しているし、少々特殊な部類に属するプリンタなので、インクジェットでは最も優れていると個人的に考えるHPのプリンタを奨めておいた。T.N.君にも暗にHPをお奨めしたのだが、彼の複合機への思いはなかなか強いようだ。
HPのインクカートリッジは他社のものに比べて割高である。それにはちゃんと理由がある。プリントヘッドごと交換する仕様だからである。無駄なようであるが、この方式が実は最も効率が良い。なぜなら、プリントヘッドはインク同様消耗品だからだ。長く使ううちに摩耗し、目詰まりも起きやすくなる。目詰まりくらいなんのそのと考えるかもしれないが、印刷結果が目に見えて悪くなっていくのは、あまり嬉しくないものだ。それで、結局二年ほどで修理に出したり買い替えたりする。ヘッドの寿命がプリンタの寿命といっても過言ではないのだ。
蛇足ながら、個人的に複合機はあまり好きではない。プリンタとスキャナの複合機に限らず、テレビデオとかスーファミテレビとか、一体型パソコンとか、そういうものは基本的にあまり好ましくなく思う。もちろん手軽に扱えるなどの長所があることも認めるが、どこか一ヶ所がおかしくなったら全体が使えなくなる可能性を孕んでいることは、ぼくにとっては看過しがたい。構造が複雑な分、自分で出来る対処も限られる。シンプルなものが結局優れているのは、ソフトウェアに限った話ではない。