白林檎ベースステーション

白林檎ベースステーションは、林檎系個人サイトです。つまり、アップルコンピュータ社の Macintosh の中途半端マニアがうだうだしているだけのサイトです。得るモノ? 他人にそんなものを求める根性は間違っています。まあ、まったりと日記などをお楽しみください。

白林檎的日常

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2002.7.19

 Expo ではなかなかエライことが発表されたけど、思うところはメルマガの方に書いてしまったので、もし興味があればそちらでお願いします。でも一言言わせてもらうなら、.mac なんて名前にしてどうするつもりなんだろうか。見れば見るほどセンスが感じられない名前である。いつもの Apple らしいキレというか、ワクワクさせるような響きに欠ける。有料化もどちらかといえば悪いニュースに属するだろう。ぼくはどうしようかな。まあもうちょっと考えよう。

 今日は天王寺に行った。JR や近鉄、地下鉄といった駅の集まっている辺りはちょうど天王寺区と阿倍野区の境にある。なーんてエラソウなことを書いているが、ぼくも知ったのはつい一年前のことだ。だからどこからが阿倍野でどこまでが天王寺なのかなんてことはわからない。

 ともかく駅から入れる地下街に昼食を取りに行く。ぼくがわざわざ天王寺くんだりまで昼飯に行こうなどと言い出すのは、ネギ焼きを食いたいからと決まっている。美味。

 その後相方の極めて強い要望で近鉄百貨店のシャネルへ行き(どうして化粧品というのはあんな神経を逆なでするような値段がついているのか)、その後、Sofmap へ。そろそろ内蔵電池が切れているような雰囲気なので調達に行ったのだが、台数分なかったので買わず。あるだけでも買っておけば良さそうなものだが、まあこういう性格だから仕方がない。

 戯れに iBook をいじる。全然気づかなかったのだが、今考えればあれは 14 インチのものだった。なんだかちっとも違和感がなかったぞ。逆に 12 インチのものが異例の小ささということなんだろうか(PB2400以来の)。iPod が接続されていたのでそれも触ってみる。そういえばこれ、タッチパッド方式になるんだよなぁ、今のうちに 5GB のやつでいいから欲しいなぁ。

 ソフトの棚を見てみたら、Jaguar の予約票が用意されていた。そこにプリントされていたパッケージのイメージを見て、相方と意見が分かれる。すなわち、パッケージはヒョウ柄か否か。そんなマヌケなことがあるものか。

 ところが今日現在、どこを見てもヒョウ柄パッケージの写真ばっかりなんですな、これが。さすがに Mac OS X Server の方は従来のものに近いパッケージ写真が掲載されているが、それがかえって「ここに掲載しているのは実際の商品の写真ですっ」感を強調している。

 おいおい。マジですか。


2002.7.21

 今日も暑い。暑かったと書きたいところなのだが、何しろまだ暑いのだから仕方がない。今夜も熱帯夜か。イヤだなぁ。なんだか年々暑くなっているような気がしてならないが、もちろんこれは気のせいだろう。もっとも、数年単位で徐々に温暖化しているのは事実に違いない。大体クーラーを使いすぎなのだ。今更使うのをやめることなんてできないんだろうけどさ。ぼくもそうだし。

 シーマンがいよいよ面白くなってきた。妙にでかくなって、体にも変化が出てきて、そしてしゃべるようになった。シーマンは雌雄同体ということになっているが、明らかに女性と思われるシーマンが昨日出現して、これがなかなか高慢ちきで面白いんである。

 ビデオを返しにツタヤへ行く。ツタヤは土日にアニメのビデオを借りると半額になるので、アニメを借りるときは土日か、あるいは水曜日に行く。水曜日はレディースデーなのである。相方の会員証を使えば何もかもが半額になるのだ。

 返しに行ったら続きを借りてくるのが常なのだが、今日は驚くべきことに財布の中に800円しか入っていなかった。二人分の電車賃でせいぜいである。仕方がないから何も借りず、何も買わずに帰ってきた。

 うーん、やっぱりもう少し現金を持ち歩くようにした方がいいだろうか。


2002.7.24

 今日は猫を洗った。うちには現在 6 匹の猫が暮らしている。うち 5 匹は雑種だが、1 匹だけソマリという純血種の猫がいる。ぼくは浮世のことにそれほど詳しい方ではないので、この子を(相方が)飼い始めるまで知らなかったのだが、純血種と一口に言ってもその中にはキャットショーに向いている猫向いていない猫、などなど色々といるそうである。

 で、今日はそのソマリの子を洗ったわけなのだが。

 実は仕事の気分転換のつもりで洗い始めたのだが、ところがどっこいこれがものすごく大変な作業で、西日が差し込んで蒸籠のような状態になった風呂場で、相方と二人汗だくになってシャンプーやらシャワーやらをするハメになった。念のため書いておくけど、人間は服を着たままでの作業だ。だからものすごく暑くて、汗をかいてもシャワーで流すことすらできないんである。はっきりいってものすごく疲れる。

 猫は大抵、洗われるのを喜ばない傾向にある。当然、嫌がっていた。嫌がった挙げ句に糞までされた。風呂に入れていて嫌々の極致に達した猫が糞をするというのは割とあることのようだが、それにしても洗うだけで大変な騒ぎであった。

 そのあともブローしたり写真を撮ったり(ブリーダーさんに送るんである)、何だかんだで3時間くらい費やすこととなった。

 いやー、生きている対象を美しく仕上げるってのは大変なもんですな。


2002.7.25

 仕事で外に出たついでに、日本橋へ寄ってきた。Sofmap ザウルス館へ行って、ようやく念願の(ってこともないけど)電池を入手。あ、まだ付けてないな。書いたら付けよう。

 5月の WWDC で eMac が発表されてからというもの、色々な店でアップルの販売応援員を見かける。ずっとジャケットみたいなものを着ていたのだが、さすがに暑苦しいことにアップル(というか派遣事務所)も気付いたのか、今日は普通のシャツになっていた。ぼくも一時期同じような仕事(アップルじゃなかったけど)をしていたので、販売応援員をしている人たちを見ると色々な感慨が胸を去来する。

 ちょっとした事情で冷蔵庫を探しに家電屋さんにも立ち寄った。そして例のマッサージチェアを発見。また10分くらい占領する。だって歩き回って疲れてたんだもん。

 そういえば今日は天神祭だった。人混みの嫌いなぼくは当然行くわけがないのだが、きちんと浴衣を着ている女の子や娘さんを発見。マメなことだ。ぼくもお祭りの雰囲気は好きなんだけどねぇ、もうちょっとこう、なんつーか、スムーズに人が流れないもんだろうかねぇ。

 で、珍しく「浴衣を着た男の子」を発見。年の頃 15 くらいだろうか。

 祭りや花火大会のときに、女の子は結構浴衣を着てきているのに、男の大半は普段の洋服で来ている。だから、なんだか珍しいなあ、と思ったわけで。相方が「どうしてなんだろうね」と言っていたが、どうしてなんでしょうね。知りません。

 浴衣を着ると股がスースーするあの感覚に慣れていないから、かな。女の子は慣れてるんだろうけどさ、丁度こう、学祭か何かで女装してスカートを穿いたときに感じるあの違和感、そんな感じ。


2002.7.26

 お助けツールとして名高い(笑)MacsBug をインストール。本当はこれ、プログラマ用のデバッギングツールなんだけど、システムエラーからユーザーを救ってくれる便利なユーティリティという認識の方が多いみたいだ。非プログラマの間では、だけど。

 ぼくは少なくとも現在は Mac プログラマじゃないので、ユーティリティとして認識していた。名前だけは知っていたのである。しかし古くからあると聞くし、もしかしたらぼくの Mac じゃ動かないかなー、などと勝手に思いこんでいた。

 ちょっと考えてみればわかるんだけど、今でも Mac のデバッグツールは必要不可欠なわけで、当然 MacsBug の最新版は Mac OS 9 でもちゃんと走る。OS X はさすがに無理だと思うけど(つーか PB でやるよね。OS X の方は)。

 とりあえず試しに強制的にデバッグモードに入ると、Mac はやっぱりコンピュータなのだなぁということが実感できる。いきなりこんな画面になったらびっくりするだろうなぁと思いつつ、実はシステムエラーが今起きるかまだ起きないかとソワソワしてたりする。可能な限り安定したシステムを目差している普段とは正反対の心境である。

 でもこういう待っているときに限ってエラーってのは起きないもんだ。で、絶対に出てきて欲しくない局面で爆弾が出現したりするんだよね。困ったもんです。