白林檎ベースステーション

白林檎ベースステーションは、林檎系個人サイトです。つまり、アップルコンピュータ社の Macintosh の中途半端マニアがうだうだしているだけのサイトです。得るモノ? 他人にそんなものを求める根性は間違っています。まあ、まったりと日記などをお楽しみください。

白林檎的日常

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2003.2.23

 HotWired によれば米軍はいまだに兵士に覚醒剤を投与し続けているそうだが、人間クスリの力を借りないとどうにもやってられないことだってあるだろうと思うと、同情せずにはいられない。

 ぼくも興奮剤がわりによくペプシを飲む。ペプシにはカフェインが入っているから、一時的にであれ頭が冴えて元気が出る。これはコカ・コーラでは駄目である。コークとペプシで味なんか違うのかという鈍感な奴がいるが、全然違う。嘘だと思ったら並べて飲み比べてみるがいい。とにかくカフェインが欲しいならコーヒーでもいいのかもしれないけれど、まあその辺は好みの問題だ。

 2ちゃんねるをフラフラしていたら、Techno 板で LFO のスレを発見。懐かしくなってスレを全部読んだばかりか、久々に 2nd アルバムを引っ張り出してきて流している。個人的には TIDE UP のシングルが名盤だと思うのであるが、友人に貸したままついに返ってこなかった。もっとも、ぼくも色々と借りっぱなしにしているものが多いので、これは仕方のない話である。お互い死ぬまでには所有者に返したいものだ。

 しかしどうしても TIDE UP が聞きたいので、HMV で試しに探してみたら、なんときっちり商品リストに載っている。さすがは HMV。偉い。でもこれ、本当に高校生当時のあの CD なんだろうか。1994 年発売となっているから多分そうだとは思うのだけど。買おうかなぁ、どうしようかなぁ。買って違う CD だったらガッカリするので、しばらく迷いそうな予感がする。


2003.2.22

 疲れてるなぁとふと気付く、ということは誰しもあると思うが、そのタイミングもまた人それぞれであろう。瞬間湯沸かし器から迸る温水で手を洗い、その後必死でその下の水道の蛇口をひねり、おっかしいなぁ、こんなに固く締まってるのにどうして止まらないんだろ、などと首をひねるのもまた、その好例である。

 ともあれ疲労の元は睡眠不足からと相場も決まっているし、まあその相場自体どうも値動きが低調なのであるが、ぼくが MEG MILK をよく飲むおかげで雪印も回復してきたし、これ以上書いていることの意味がわからなくなる前に寝ることにする。


2003.2.20

 何だかにわかに忙しい。やはり仕事の波は確実に存在するようだ。三月に一度東京へ帰ろうと思っていたのだが、それも何やらあやしくなってきた。

 今日は天王寺まで出て、父とちょっとした打合せをしてきた。この前は白髪だったのに今日会ったら白髪染めをまんべんなくやったらしく、妙に黒々していて少々驚いた。髪の毛の具合で随分人の印象は変わるものだ。

 何の脈絡もないが、手指のあかぎれにはメンソレータムとキズバンが有効だということを発見。手指のみならず乾燥して切れてしまった部位にあちこち貼ってみようと思っている。そこで天王寺の帰りに薬局をのぞき、その名も由緒正しき BAND-AID を購入、360 円くらい也。考えてみればキズバンを買ったのってこれが最初なんじゃなかろうか。どういう訳だかぼくはキズバンを買った記憶が無く、キズバンといえば家の適当なところを探せば必ず束になって置いてあるものであった。まあ誰かが補充しているのに違いないけれど。

 で、買って帰ってきたら、案の定相方にキズバンの蓄えの豊富なことを聞かされた。今日買ってきた BAND-AID の活躍はもうしばらく先の話になりそうである。


2003.2.17

 トップページが Windows の IE6 で表示が崩れることは以前から把握していたが、別に Windows ユーザーがこんなサイトを見るわけもないし、ということで放っておいた。しかし今日、作業中にふとしたことで IE6で見てみたところ、何だか悲しくなってきたので、いい加減直すことにした。

 直すといっても大体が IE6 のバグに起因するものだから、ほとんど妥協であると言っていい。IE6 以外では正常に表示されるし、そもそも Windows の IE5.5 だってちゃんとレンダリングしてくれるのに、どうして IE6 だけがダメなのか。非常に腹立たしい。よくもこんなバグだらけのブラウザがシェアを九割も獲得しているものである。

 IE が市場を支配していることは別にいい。しかし M$ は市場を支配していることに対して責任感を持つべきだ。バージョンが違うだけの同じ名前のついたソフトで、どうしてこんなに挙動が違うのか、開発責任者に納得のいく説明をしてほしい(答:バグを修正している内に別のバグが紛れ込んだから)。

 書いていて気が付いたけれど、マイクロソフト製品のトラブルだけがどうしてこうも腹立たしいのか、その理由はこうであろう。一、不具合の挙動が理不尽。一、原因不明。一、解決策が理不尽。一、開発元に対応するつもりがない。一、バージョンが上がったら理不尽にも仕様そのものが変わっている。そんなこんなで、人は次第にマイクロソフトを嫌うようになっていくのである。ぼくだけかもしれないけれど。

 本当に、何というか、M$ なんかさっさと潰れてしまえばいい。さすれば社会はより良くなり、発展し、イラクとも戦争をしなくて済むのである。多分。少なくとも立場が危うくなればこの会社もちょっとは品質改善の努力をするだろう。


2003.2.16

 サーバを移転。前も書いたが macosxserver.jp があまりにもムダだからである。経済的ムダであるばかりでなく、社会的ムダでもある。こういうドメインネームはもっと有用に使われるべきである。ということで移転の話終わり。

 今日は Y に誘われて、ディープフォレストのライブに行ってきた。ぼくはこのバンドの音楽を聴いたことがなく、それどころか名前も Y に言われて知ったくらいである。しかし Y のことであるし、まず行っても間違いなかろうということで難波にて待ち合わせたのだが、見事に遅刻してしまった。出かけるまえにツタヤへビデオを返しに行ったのだが、途上ミミズが道を這っていて、しかもそれが自転車も頻繁に通るところなものだから危なっかしくて、ついつい見守ってしまったのである。そういう理由で遅れた。Y は Y で日本橋へ新しい携帯電話を買いに行っていて、とどのつまり上手い具合に同時刻に難波に到着した。良いんだか悪いんだか。

 ディープフォレストはフランスの二人組みで、その音楽はなかなか好みな感じであった。ワールドミュージック系エレクトロニカとでもいうのか、早く言えば民謡なんかをネタにテクノっぽく料理している感じである。機材の調子が悪かったようだが、まあ許容範囲である。だって今日初めて聞くんだから、音が不足してるかどうかなどわかりようがない。

 二人とも、というかサポートミュージシャンも含めて結構年齢が高い。向かって右でシンセを操っていた男性はなかなか陽気で、手拍子を誘ったり MC をとったりしていた。フランス人はフランス語以外をしゃべらないと聞いていたが、この人はそんなことはなく、英語をしゃべっていた。フランス語なまりがきつくてときどき何を行っているのかわからなかったけれど、それを差し引いても楽しい MC をしてくれた。

 ゲストボーカルにアメリカ人(?)のジャズ歌手っぽい女性と、それから元ちとせが来た。元ちとせは沖縄の民族衣装のようなものをひらひらと着て、蛇皮線の腕も披露したが、何と言ってもそのボーカルに圧倒される。もの凄い歌唱力である。これはちょっと日本で収まっている器ではないな、と思う。流石に民謡歌いは格が違う。

 それから何が印象的だったといって、海外で流行しているという噂の謎の漢字 T シャツを見たのが衝撃的というか、正確に言うと少し呆れた。ギタリストの「大将」T シャツはまだしも、ドラマーの「年泉」ってのはどういう意味ですか? まあ日本人が着ている T シャツだって、その英語の文句を額面通りに受け取れば、ネイティブの失笑を買うには違いないんだろうけど。

 ということで、楽しんできた。騒いだものでまた足腰が痛い。