白林檎ベースステーション

白林檎ベースステーションは、林檎系個人サイトです。つまり、アップルコンピュータ社の Macintosh の中途半端マニアがうだうだしているだけのサイトです。得るモノ? 他人にそんなものを求める根性は間違っています。まあ、まったりと日記などをお楽しみください。

白林檎的日常

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2003.12.24

 今年のクリスマス・イブは散々である。まず、朝起きたら 倉庫鯖 が落ちていた。マシン自体は動いているのだが、どのクライアントからも軒並みアクセスできない。おかしいなと思ってディスプレイを点けてみても反応がなく、仕方がないから再起動したら、起動しなくなってしまった。システムフォルダが見つかりませんなどと抜かすのである。心臓が二秒程凍り付く。

 とりあえず Mac OS 9 の CD-ROM を突っ込んで C 起動。MySQL のデータなど、クリティカルなものを直接拾う。その後 DiskFirstAid をかけてみるものの、深刻なエラーがあるらしく、修復できない。しかし重要なデータを拾い終えたおかげで、それまでハラハラしていたのが何とか落ち着き、Mac OS X Server のボリュームが修復できるかどうか自信はないが失敗したらインストールしなおしてやれと、やや乱暴ながら 円盤戦士 に HDD の修復を依頼。ダメもとといったら聞こえが悪いが、メーカーのサイトにも対応状況が載っていないため、半分そのような心境だった。だが流石は林檎業界の誇る屈強な戦士である。並み居るエラーをバッサバッサとなぎ倒し、見事に修復してくれた。ありがとう、アルソフト。

 それだけで午前中は丸々潰れてしまったので、まあ昼食でもとサンドイッチを作ろうとしたら、冷蔵庫にキュウリが見あたらぬ。むぅ。しかしピーマンが案外代用になったので助かった。相方がトンカツを揚げてくれたので、カツサンドも作ってみた。

 夕方、これだけ寒いというのに蚊が飛んでいた。二匹も叩き潰した。叩き潰しておいて何であるが、こいつらぼくなどよりずっと元気がいいな。ぼくは例によって鼻風邪である。くしゃみと鼻水が止まらない。そういえば去年のクリスマスも、相方共々風邪をひいて寝込んでいた気がする。それに比べたら、今年は仕事が出来た分だけ、まだマシな方かもしれない。

2003.12.25

 冬至から遅れること三日、柚子風呂をやってみた。柚子は冬至の日に買っていたのだが、入れるのを忘れていたりシャワーで済ませたり入る気力が失せたりで、ほったらかしだったのである。ドアを開けるとむわっと寄せてくる湯気に、いつもと違う柑橘系の香りが漂っているのはなかなか良かった。柚子には保温効果があるそうだが、そちらについてはよくわからなかった。

 昨日へそを曲げた倉庫鯖は、今日は機嫌良く動いている。ハードの故障ではないようで、とりあえずほっとしているが、Mac OS X Server のくせにいつのまにか調子が悪くなってましたというのも困った話だ。まったく、窓鯖じゃあるまいし。

2003.12.27

 無為に一日を過ごした。つまり、ほとんどを寝て潰した。薬が随分と効き過ぎたような感じである。まあ仕方がない。起きてから、相方と来年の目標についてなど少ししゃべった。来年はなるべく自分たちの目標のために手を動かしたいね、などと話していた。あまり書くといろいろ差し障りがあるのでアレだが、要するに請負仕事以外の作業時間をなるべく長くとりたいということだ。

 今年最後の〆切がようやく終わった。作業自体は昨日の内に終わっていたのだが、公開作業を先刻やったところで、これをもって仕事納めである。やれやれ、一年間お疲れさま。昨年、ちょっとしたボーナス的案件があり、それによって売上が一昨年から大分増えた。今年の売上は昨年からそれほど増えていないが、減ってもいない。すなわちボーナス的案件がなくても同水準を保てたということであって、少しずつだが前に進んでいると実感できる一年だった。来年につながる話も既にいくつか動き始めているし、まずまずといったところか。

 ということで、久しぶりにゲームの話でも書く。ゲームキューブのソフトを新たに二本仕入れてきた。FFCC はラスボスがやたらと強く、しばらくレベル上げをしなければならないのだが、相方が「自分にもできる RPG が欲しい」と言いだしたので、ナムコの「バテン・カイトス」を買った。ついでにぼくも「マリオカート ダブルダッシュ」を買った。クリスマスにかこつけたご褒美といったところだ。マリオカートはスーファミの頃から好きなゲームなのだが、ゲームキューブ版のこれ、随分と進化している。グラフィックが綺麗であるのは当然として、ゲーム性が格段に進歩している辺り、流石は任天堂と言わざるを得ない。年末は野球をしたりレースをしたりして過ごすことであろう。

 バテン・カイトスの方は追って詳しく書こうと思うが、なかなか面白そうな感じだ。うなぎの蒲焼きを作れる ところとか。いや、もちろんストーリーも面白いんだけど、ナムコ的遊び心満載なのがぼくとしてはとても嬉しい。

2003.12.29

 昨日、某所の忘年会へ顔を出した。まず今後の打合せがあり、それから宴席という流れであると相方に聞いていたのだが、その割に集合時間が午後一時と妙に早い。行ってみれば、案の定大掃除の手伝いが待っていた。物を整理するのはそれほど苦にならない。ぼくの場合、やる気を出すまでが大変なのである。帰ったらうちの大掃除の続きもしなきゃなあと思った。

 忘年会では久しぶりに羽目を外した。それはもう、自分でも呆れるくらいの外れっぷりであった。久しぶりに大酒を喰らい、久しぶりにタバコなど吸ったもので、自動車で送ってもらう際に見事に乗り物酔いし、途中からは歩いて帰った。相方によれば、帰宅したらしたで大変な騒ぎだったらしい。この辺は記憶に一部欠落があるので、詳細は不明である。

 今日は昨日のアルコールを一日かけて抜いた。「宵越しの水飲みたさに酒を呑み」などというが、アルコールの解毒には緑茶の方が効能があるそうだ。どちらにしても水分を多量に摂取するのが宿酔い対策の基本である。しかる後、どんどん小便をするのも良いが、汗を流すのも良いとのこと。毛布をかぶってゴロゴロしていたら、寝間着がぐっしょりとするほど汗をかいていて、おかげで夕食の頃には頭痛もなくなっていた。

 起き出してみると、相方の父上の広島土産である牡蠣があった。オードヴル用に殻付きで売られている牡蠣は見たことがあるが、殻に「入ったままの」牡蠣を実際に触ったのは初めてである。あるページにはバターナイフでこじり開けるべしとあるが、そうそう巧く出来るものではない。結局相方の父上に全部開けてもらって、ひとつは焼き、ひとつは生で、残りは鍋に入れた。実に大ぶりな牡蠣で、この冬に食べた海産物の中では抜群に旨かった。感謝感激である。

 晩から相方がお節料理を作り始めている。ごまめを煎るのを手伝った。食卓に鍋物の後の卓上コンロがそのままになっていたので、それにフライパンを乗せ、猫(長女エル・二歳)が狙っているのを横目で見ながら煎っていたのだが、ふと目を離した隙にギャッと言う声がした。熱いフライパンに手が、もとい前足が触れたらしい。火傷するほどではなかったようだが、来年もこいつはこの調子なのかなぁと、ちょっと苦笑した。

2003.12.30

 YMO 関係のオフ会に顔を出してきた。オフ会といっても大規模なものではなく、四人でお好み焼きをつつくという、オフ会というより YMO 談義と言った方が近いくらいの、小規模なものであった。大規模なオフ会もわあわあと騒げて面白いものだが、小さなオフ会はとっくりと話が出来て、こちらもなかなか面白い。どちらかといえば、ぼくは後者の方が好きだ。

 今日の出席者は女性二名、男性二名という実に均衡の取れたものであった。といって、もちろん「出会い」を目的としたオフ会ではないので、年代はバラバラ、ただ YMO とその周辺ミュージシャンが好きであるというただ一点のみを共有するメンバーである。流石に YMO ファンの集まりだけあって、ぼくは一番年下、それもダントツの最年少であった。おかげで色々と面白い話を聴くことができ、大満足である。

 法善寺横町で夫婦善哉を食した後、大掃除をまだまだやり残していることもあって、中途で辞した。次は準備万端尽くして参加したいものである。