白林檎ベースステーション

白林檎ベースステーションは、林檎系個人サイトです。つまり、アップルコンピュータ社の Macintosh の中途半端マニアがうだうだしているだけのサイトです。得るモノ? 他人にそんなものを求める根性は間違っています。まあ、まったりと日記などをお楽しみください。

白林檎的日常

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2004.6.21

 一日遅れになりましたが、M.N.さん、ご結婚おめでとうございます。お二人の幸せそうな笑顔がとても素敵です。

 OpenOffice.org 1.1.2がリリースされた。つい先日1.1.1が出たばかりだと思っていたのだが、時代の流れはますます加速しているようだ(ウソ)。

 1.1.2では、X11版ではあるが、Mac OS X版のユーザー会独自ビルドも用意されている。ぼくは現在目下ダウンロード中なのであるが、聞くところによると起動が随分速くなっているそうだ。それに、セットアップも以前と比べれば大分楽になっているらしい。もっとも、それでもUnixの知識がある程度必要な事に変わりはない。早くAquaネイティブ版、出ないかなぁ。

2004.6.23

 テレビを大した娯楽だと思っていない白林檎であるが、水曜日だけは話が別だ。「トリビアの泉」がある。「松本紳助」がある。「Mattherw's Best Hit TV」がある。「タモリ倶楽部」がある。どういう訳の訳柄か、ぼくの好きな番組は、水曜日のそれも夜半近くに集中している。特に「松紳」と「マシュー」は時間帯がかぶるので、仕方がないから気分でどちらを見るかを決めているが、出来れば違う曜日なり違う時間帯なりに分散してほしいものである。

 先日実家へ帰ったときに、めかぶが出た。ぼくの知る限り、こんなものが実家の食卓に登場するようになったのはここ数年のはずである。あたりまえだ。めかぶが一般に知られるようになったのはここ数年のことである。

 そのめかぶを相方が妙に気に入り、ここのところ何かあるとめかぶが出てくる。否、毎朝山ほど出てくる。健康のためにとても良いのだそうであるが、こうめかぶが続くといかな海草好きとはいえ飽きるであろう。ましてやぼくはそれほど海草好きではないどころか、塩昆布もところてんも海草サラダもどちらかといえば苦手で、ここまで海草のにおいが強いと少なからず抵抗がある。

 と苦情を言ったら、今朝は出てこなかった。続いていたものが急に途切れると拍子抜けする。いい加減めかぶのにおいには慣れたから、少量であれば毎朝食べても良いかもしれない。

2004.6.25

 使徒、襲来。まだまだ梅雨まっただ中であるのに、早々と夏ってな感じの大きさである。漆黒の背中は、色ツヤもいい。触覚も立派である。最近成虫になったばかりの若虫なのであろう。二度と出て来んな、バカヤロウ。

 坂本龍一の最新作『Chasm』を買った。Amazon.co.jpのユーズドストアに初回版が出ていたので、これを購入。パッケージの作りが特殊な初回版は、中古だろうが何だろうが、見かけたら猫を質に入れてでも買わねばならぬ。

 出品者はぼくと同世代か、少し年下くらいの女の子のようだった。手紙が同封されていて、一回しか聴いていないとある。どうにも眠くなるから……ということだったが、まあそうだろう。老人性エレクトロニカだものな。SKETCH SHOWのセカンドアルバム『LOOP HOLE』も同系統の音で、こちらも心地よく眠ることができそうだ。音響系を突き詰めていくと、こういうところにたどりつくのだろう。

 それでも教授らしいハーモニーやメロディが随所にちりばめられていて、久々のオリジナルアルバムに対する意気込みを感じ取る事が出来た。良いアルバムだ。相方は眠くなるみたいだが。

2004.6.27

 横浜ベイスターズ山下監督の「ピッチャー、デニー」はファンに大変恐れられているセリフであるそうだが、デニー投手は、敵対する側にとってはこの上なく優秀な救援投手である。……デニーはともかく、今日の横浜救援陣の崩れ方は、ちょっと同情するものがあった。おかげでカープも勝てたわけであるが、中継ぎ投手に不安要素があるのはカープも同様。明日は我が身かもしれない……というか、既に中継ぎの炎上で落とした試合が何試合もある。勝って兜の緒を締めよ。

 オリックスと近鉄の合併話はあちこちに飛び火しているらしく、件の横浜の球団社長氏も、当初は1リーグ制など大反対であったらしいのが、最近は弱腰になっているそうだ。1リーグ制になったらつまんないだろうなぁ。野球人気の低下がさらに加速するだけだと思うんだけどなぁ。サンヨーオールスターゲームとかはどうするつもりなのかなぁ。日本シリーズがあるからこそペナントレースが盛り上がるのだと思うんだけどなぁ。

 とりあえずナベツネ氏はとっとと隠居すべし。

 大阪の高速道路には環状線というのがあって、ここは日本道路交通網の中でも有数の恐怖地帯である。何しろカオティックである。次の瞬間に何が起こるか──つまり、どこから車が飛んでくるか予測できない。四車線ある上に、左右両端に別の有料道路への入り口が付いているものだから、ありとあらゆる自動車が斜めに走る走る。ぼくなどには設計に致命的な欠陥があったとしか思えないのだが、片方に寄せたら寄せたで自然渋滞が発生しやすくなるなどの、納得できる理由があるのかもしれない。ぼくは納得できないけど。

 もっとも、大阪人の性急さを観察するのに最適の場所ではある。命がけになるが。

2004.7.2

 梅雨だというのにちっとも雨が降らない。降ったら降ったで憂鬱なのだが、こうも空梅雨だと心配になる。一方で静岡では記録的な大雨が降ったというし、年々気候がおかしくなっているように感じるのはぼくだけではあるまい。

 少し前の話になるが、国語審議会だかが外来語の言い換えを検討し、その中間発表をしていた。「コンピュータ」が「電子計算機」に言い換えられるアレである。データベースやオンラインといった語には適切な訳語が見つからず、言い換えはしないということになったそうだが、これは当然のことで、ビーフカレーとかミディアムレアとかいった言葉にしっくりくる訳語がないのと同様である。言葉を輸入するというのは、単に文字や音の羅列を国語に組み込むということではないからだ。

 本質的には、新しいモノや概念がまず入ってきて、言葉はいわばそれに付随してやってくる。もともと似たような概念なり物品なりが国内に存在していればそれらしい訳語も生まれるだろうが、そうでない場合には外国語を音写し、外来語として取り込むのが普通であるし、理にかなってもいる。別に無理して訳語を探す必要はない。

 もっとも、過剰に外来語が増えるのもいかがなものかとは思う。上の説明に照らし合わせれば、過剰・不要と感じるのは、その外来語によって表現されるものがもともと国内に存在し、名前もきちんとついているからである。コンセンサスとかユーザビリティとか。この辺を整理するということなら、それなりに意義深い仕事であるといえる。

 でも「ボトルネック」が「障害」ってのはどうかなぁ。「困難」とか「難所」くらいが個人的には適当な気がするのであるが。あと「デフォルト」は「初期設定」よりは「初期状態」の方が正確であると思う。何だよ、設定って。