白林檎ベースステーション

白林檎ベースステーションは、林檎系個人サイトです。つまり、アップルコンピュータ社の Macintosh の中途半端マニアがうだうだしているだけのサイトです。得るモノ? 他人にそんなものを求める根性は間違っています。まあ、まったりと日記などをお楽しみください。

白林檎的日常

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2004.8.4

 昨日、コピーライターN.F.氏の事務所にお邪魔して、淀川の花火を見物してきた。氏の事務所は南堀江にあるのだが、ビルの合間からうまい具合に花火が見える。淀川からは結構な距離があるらしいが、それなりに大きく見え、爆音も響いてきた。

 花火大会が終わる頃、サッカー日本代表がバーレーンに逆転され、観賞会はそのまま応援大会に移行した。結果はご存知の通り劇的な再逆転を果たして勝利したわけだが、それまでの間、まったりと応援も盛り上がり、なかなか面白かった。

 缶ビールを五本と勝利祝いのシャンパンをほんの少し呑んだだけなのだが、今日になってもアルコールが抜けず、頭が痛い。朝からずっと緑茶をガブガブ飲み、少しはマシになったものの、それでも頭の芯が疼いている。昔、保健体育の教科書だか何だかに宿酔いの模式図が載っていて、そこにアセトアルデヒドがコンペイトウの親戚のような姿で描かれていたが、これは実に的確な表現であるというべきで、ズキーンと痛みが走る度に脳の毛細血管を確かにトゲトゲの物体が通過しているかのような錯覚に陥る。

 それにしても、どうにも酒に弱くなったようだ。せめて日本酒なら頭が痛くなるようなこともないのだが、花火大会にはビールが最適なのだから仕方がない。今日はおとなしくしていることにする。

 

2004.7.30

 何だかバタバタしているうちに7月も終わりである。早いものだ。我らが広島カープもいつのまにか最下位に転落しておる。鯉のぼりの季節までなどと言われるようになって久しいが、まったく何とかならんものだろうか。とりあえず投手陣、奮起せよ。

 RealNetworksがiTunes互換のDRM技術を開発したとかで、林檎会社がカンカンになっている。iTMSの売上が落ちるかもしれないというので恐々としているのかもしれないが、iPodの販売台数がさらに倍という事態も充分考えられるわけであって、何をそんなに怒っているのか、ぼくなどにはちょっと理解できない。もっとも、昔から自社技術をライセンスするのが大嫌いな会社であるから、それも仕方のないことなのかもしれない。

 iPodといえば、先日のiPod mini発売イベントは大盛況だったようだ。ぼくも緑色あたりの奴が一台欲しいなぁ。在庫があれば、だけど。

2004.7.24

 今日は朝からいろいろな物が届いた。

 まずは石鹸である。以前ここにも書いたが、父の凝っている炭の石鹸がアトピーに良いとのことで最近使っていて、これのストックがいつの間にかなくなったので、送ってもらったのである。石鹸が入っているだけにしては大きな箱で届いたのではてなと思って開けてみると、シャンプーも入っている。のみならず、どちらも大量に詰められている。どちらの箱にも六個入りと書いてあるから、喜んで電話口で「二ヶ月くらいもちそう」などと伝えたが、いざ石鹸を開けてみると二個セットが六個入っており、二ヶ月どころか一年近く凌げそうだ。ありがたいことである。

 次に、大分前にオーダーしたHuman Interface Guidelineの復刻本が夕方に届いた。以前にも手短にではあるが紹介したから重複は避けるが、パラパラと見てみたところ流石に期待を裏切らなさそうな内容である。順次読んでいくことにしよう。もし一ヶ月後くらいにここが改装されていたら、この本に影響を受けたと思って良い。まあ、ちゃんと成果が反映されているかどうかはまた別の話なのだが。

2004.7.23

 ダイエーで在庫処分されていたレトルトのラーメンを買ってきて夕食にしたのだが、これが予想以上に美味であった。売れないのは主に箱が地味であることに起因するのであろう。他に大阪人があまりラーメンに興味を示さないということも理由として挙げられるかもしれない。ともあれ明日もおそらく残っているだろうから、賞味期限が許す限り買いだめするつもりである。

 ja.OpenOffice.orgのトップページに久しぶりに手を入れた。OpenOffice.org 1.1.2のコードネームはHakoneというのだが、これは日本の誇る温泉保養地であるところの箱根を意味している。コンピュータ関連製品には意外にもどこかの地名をコードネームとして持つものが多い。有名なところではPower Mac G3のYosemiteや、Windows 98のMemphisなんかがある。こういうものに理由とか由来を求めるのは野暮というものであって、要するに仲間内で通じれば良いのである。

 コードネームは本来、外部の人間に、開発中の製品が何であるのかを悟らせないために存在する。OpenOffice.orgの場合、そんな必要はさらさらないのであるが、まあ一種の遊びとしてコードネームがつけられている。その候補は各国語のNative-langプロジェクトが出し、コミュニティの投票で決まる。1.1.2では見事日本が勝ち取ったというわけである。

 勝ったNative-langプロジェクトにはトロフィーが与えられ、それを飾る権利が与えられる。今回の更新はつまるところこのトロフィーを掲げる作業だったのであるが、もたもたしているうちにもう1.1.3の足音が聞こえてきてしまった。開発速度が速いのも考え物だ。

2004.7.21

 連日猛暑が続くが、関東ではもっとフザケた事態になっているらしい。39度である。体温計でもなかなかお目にかからない温度だ。これはもう根本的に都市計画を練り直した方が良い。クーラーを捨てろといってもまず無理だろうから、とりあえず無駄なアスファルト舗装を引き剥がすところから初めてみてはどうだろう。

 関東が酷暑だったり、東海や北陸で豪雨だったりと、今年は異常気象の当たり年である。そもそも梅雨の期間にほとんど雨が降らなかった。これが今年だけのことならいいが、来年以降も続くとなるとことは深刻だ。温暖化だエネルギー枯渇だと声高に言うだけでちっとも対策を講じようとしない人間への警告かもしれない。

 何せ今日びのCPUはちょっと動かすだけですぐ100W消費する。こんなものを増やしてIT化だ何だと喜んでいるのである。自動車の排気ガスを規制しようとしている一方で、左様な壮大なエネルギー浪費を容認するなど、はなはだ滑稽な話であると言わざるを得ない。

 まあコンピュータで飯を食ってる白林檎がこんなことを書いても説得力に欠けるな。とはいえ、PowerPCはまだマシな方なのだ。環境への配慮からも、世の中はなるべくMacに移行した方が良いのではないか。や、これはもちろん冗談であるが。

 もうちょっと現実的に考えるなら、これからの個人向け端末は携帯電話程度の、電力効率の良いデバイスに集約されていくべきだろう。実際にそっちの方向へ世の中は動き出しているが、もっと加速されてもいいくらいである。少なくともパソコンメーカーによるこれ以上の無意味なスペック競争は慎んでもらいたい。あと、情報家電と称して冷蔵庫に液晶ディスプレイを付けるといった類いの間抜けなものを開発するのもやめていただきたい。そういったエネルギーを大量に浪費しかねない機械が、人口の多い中国などで普及し出したらどうなると思う。省エネは先進国に生きる人間の義務である。

 あー、でも急にここをモバイル化するのも辛いな。今ちょっと忙しいのだ。始めるなら来年あたりからよろしく。