白林檎ベースステーション

白林檎ベースステーションは、林檎系個人サイトです。つまり、アップルコンピュータ社の Macintosh の中途半端マニアがうだうだしているだけのサイトです。得るモノ? 他人にそんなものを求める根性は間違っています。まあ、まったりと日記などをお楽しみください。

白林檎的日常

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2004.12.23

 まだ少し残っているが年内一杯保つかどうかわからなかったので、天川へ水を汲みに云ってきた。流石に寒い。今日は今冬一番の冷え込みだそうで、初めてセーターを引っ張り出して着たのであるが、それでも寒い。「季節感がないから」と称して冬でも半袖のシャツを愛着し、外出時にはウィンドブレーカーを着て済ましている相方も、流石に凍えそうにしていた。

 帰途、相方が唐突に携帯電話を機種変更したいなどと言い出したので、水を家に置いたらその足でニノミヤへ。FOMAのPにするはずが、液晶の美しさに魅せられて、土壇場でSHに変更。最新機種であるからFelicaも付いているが、まあこれはほとんど使わないだろう。「普段持ってるケータイに、普段持ってるおサイフが一緒に。便利やん♪」などと宣伝されているが、何しろ普段からケータイを持ち歩かないどころかどこに置いたかわからなくなることもしばしばあるくらいの超ライトユーザーには、i-mode Felicaなど無用の長物である。

 手続きの待ち時間にフロアをフラフラしていて、ついでに空気清浄機を購入。こちらはナショナルである。ラジオCMで「除菌・イオン」の名言(これは実際に聞いてみないと面白さがわからぬ)で白林檎を笑いのどツボに嵌めてくれたシャープ製品も並んでいたが、相方が家電はナショナルに限るというし、何よりフィルタ交換が不要(水洗い出来るのである)というのと、アレルゲンと徹底的に戦うというコピーが気に入ったので、これにした。さらには、ぼくも一般的な家電製品はやはりナショナルに限ると思っている。面白みがないという人もいるが、家電は堅実で頑丈なのが一番だ。

 同じ松下でもパナソニックになると途端に故障率が上がるのだから不思議なものである。まあそれだけ最先端の技術というのはデリケートなものなのであろう。

2004.12.24

 メリークリスマスと挨拶するのは25日になってからであるので、勘違いしないように。というのも実は勘違いなのではないかと、最近になってふと思い付いた白林檎である。

 キリスト教の本場では、25日がクリスマス本番であるのは確かだが、25日だけをクリスマスとして祝うよりも、25日を中心とした数日〜数週間をいわばクリスマス期間として、盛大に祝うらしい。言ってみれば元旦だけでなく松の内であれば「明けましておめでとう」と挨拶をしても少なくとも日本では怪訝な顔をされないのと似たようなものなのだろう。

 従って本日24日はもとより、20日頃からすれ違う人に「メリークリスマス!」と挨拶をしても、キリスト教的にはおそらく間違いではない。故に「メリークリスマスと言っていいのは25日だけ」というのは、実は似非原理主義者の妄言だったのではないかと思う次第である。

 ところで急速にIT革命の進むプロ野球パ・リーグであるが、柔軟銀行が買い取った福岡ダイエーホークスが名称を「福岡ソフトバンクホークス」と改めることが、今日発表された。楽天イーグルスといいどうも耳慣れないが、まあ時間とともに違和感がなくなるだろう。

 それはともかく、名前に福岡とあるからには当然福岡ドームをホームグラウンドにするのだろうが、オリックスバッファローズと神戸で試合をする際、ホームチームがバッファローズではなくホークスになってしまうのではないかと、今から 楽しみ 心配でならない。

2004.12.29

 今年は何かと災害の多い年であったが、年末に来てまた大災害である。最初期の報道では死傷者合わせて50人などとアナウンサーが話していたのが懐かしい。今や死者だけでも7万人を超え、このままいくと10万人を超える恐れもあるのだそうだ。

 深夜にNスペの再放送をやるのは年末の風物詩だが、それが今年は『地球大進化』である。このシリーズでは生命の進化を、主に地球環境の面から捉えて放送しているのだが、驚いたことに、進化を促してきたのはほとんどの場合地球規模の大災害であったというのが、最近の通説らしい。つまり生物のほとんどが絶滅するような過酷な災害の中を生き延びるために、苦肉の策として進化を遂げてきた、というのである。

 現代文明に怖いものはない、と、普段ほとんどの人が思っている。ぼくだってそうだ。しかし、今回のような天災の前には、人間など無力に等しいのだということをあらためて思い知らされたという人も多かろう。人間に限らず、一個々々の生命は、地球に比べればほんのちっぽけな存在だ。だからこそ、生命は進化してきたのだ。

 現生人類にはもはや遺伝子レベルでの進化は起きないと言われている。しかし文明の進歩は、確かに人間にとっての進化だ。そして文明の進歩とは、より多くの人が手を取り合って、より大きなものに立ち向かえるようになるということだ。できるところから支援を始めるのと同時に、くだらぬ戦争が来年はなくなることを祈るばかりである。

2005.1.3

 謹賀新年。

 今年の初詣は橿原神宮へ。もう三日だから大分空いているだろうと思ったのだが、とんでもなかった。橿原バイパスを通り抜けるのにたっぷり一時間。普段ならものの数分で通過できるだろう道に、一時間。その後も嫌になるほど混んでいる。そのわりに、境内に設けられた駐車場には、案外すんなりと停められた。

 参拝道も思ったよりずっとまったりしている。昔明治神宮まで詣でた時は今晩中に帰れるだろうかと危ぶんだものだが、本殿まではすぐに着いたし、お御籤もすぐにひけたし(中吉)、守護矢もすぐにいただくことが出来た。去年の道明寺天満宮の方がよほど時間がかかったくらいである。

 まあ去年は元日に詣でたし、やはりピークは過ぎているということなのだろう。

 本年もどうぞよろしう。

2005.1.7

 あえなくぶっ潰れた近所のセブンイレブンであるが、その跡地に最近新しいテナントが入った模様である。セブンイレブンがないとどうしても昼間そちらに足が向かないので、実際に営業しているのを目撃したことはないのだが、今夜、自動車で通りかかったときにふと見た限りでは、どうやら催眠商法の店になっているようだ。ローソンが来るかファミリーマートが来るかとワクワクしながら待っていた身にはこの上なく残念な話である。

 ところで、もうすぐMac World Expoである。エントリーモデルが発表されるとか、アップル純正のオフィススイートが一新されるとか、いろいろと噂の種は尽きないが、白林檎的に最も気になるのは、新しいPowerBookかiBookが出るのかどうかという点である。そろそろ我がiBookも性能に陰りが見えてきたので、iBookなり12インチPowerBookなりが欲しいところなのだ。まあiBookは去年の秋頃に確かラインナップが一新されたばかりだから、何か発表があるとすればPowerBookであろう。

 iBookを買うにしろPowerBookを買うにしろ、ひとつ大きな問題がある。iBookにせよPowerBookにせよ、我が愛機PowerMac G4よりも確実に動作が速いということである。メインマシンとサブマシンの性能が逆転することほどマヌケな話もないのであって、かといって拡張性の格段に劣るノート型をメインにするわけにもいかず、頭を抱えることになるのは目に見えている。

 まあ最近はCPUアップグレードカードの価格がかなりこなれてきたから、それに積み替えてやれば一応の解決にはなるとは思うが、PowerPC G4の動作クロック数がそろそろ頭打ちになってきたこともあり、我が愛機もあと二年もすれば完全に時代遅れの烙印を押されてしまうことになろう。大変に苦労して手に入れたMacなので──学生の身でローンを組んで購入したのであるが、そういった金銭的負担よりも、CRTモニタとセットで電車で自宅まで持ち帰るという、大変な荒行の末に入手したことが思い出深い一品なのである。モニタは既に壊れてしまったから液晶に買い替えたが、本体は可能な限り長く使ってやりたい。