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2002.8.21
井上毅彦の『バガボンド』を読んでいたら、いつの間にか夜が明けていた。仕方がないからそのまま寝て、起きたらすでに昼を過ぎている。なんとも罪作りな漫画である。
しかしまあ、こんなことが二日も続くといい加減自分でもアホじゃなかろうかと思えてくる。思えてくるが、面白いんだから仕方がない。『バガボンド』はご存知のようにまだまだ完結しそうもないが、現在まで出ている巻はどういうわけか全部揃っているので、それを読破したわけである。
いやー、それにしても。今更ながら、吉川英治ってのはすごい作家である。原作は読んだことがないけれど、井上さんの躍動感溢れる漫画を読んでいるだけでもそう思う。井上さんの絵が付いているからこそ魅力が増しているという部分もあるが、なんといっても人物配置が絶妙だ。これが文豪というものなんだなぁ、とあらためて思い知らされた。
ところでこの漫画のタイトル、ぼくはずーっと「バカボンド」だと思っていた。ぼくだけじゃないはずである。そうですよね?(^^;
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