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2002.10.24
今日は休眼日なので、というわりには日記など書いたりしているが、ともかく目を休めるため緑を見に行ってきた。
ぼくの住んでいる街は古い歴史と無数の古墳を有していて、古墳群のうちのひとつが公園になっている。他にもあるかもしれないけれど、知らない。ともかくその公園に相方と二人、弁当を持って歩いて行った。この公園は少し離れたところにあるが、ハイキングというほど遠くもない。しかし散策には丁度良いところだった。緑が多く、車の音も電車の音もしない。何とも気持ちのいい場所だ。
四阿で弁当を食べてしゃべっていると、遠足と思われる小学生の集団に遭遇。最近は随分と人数が減っていて驚く。こういうのを見ると少子化という言葉が急に現実味を帯びてくる。ところで「少子」という言葉はもともと小さな子供の意であると岩波文庫のしおりに書いてあって、その文章は言葉は変わるものだという意味の文で結ばれていた。と思うのだが、結びまでは正直に言うと忘れた。とにかく言葉に関するまめ知識が載っているこれらのしおりは、岩波文庫を買うときの密かな楽しみだったりする。
相方と小学校時代のことなんかをしゃべりながら、公園を散策。横穴墓群の名の通り、その山肌にはやたらと穴が開いている。途中どんぐりが落ちていたり、小さな柿の実(相方によれば間引かなかったのだろうとのこと)がなっていたりと、そこここに秋の風情が感じられて上機嫌になる。
その後、隣接している歴史資料館へ。いろいろと面白いものが展示してあったが、なかんずく人面の描かれた土器が面白かった。呪い(「まじない」である。「のろい」とか読まないように)に用いたのだそうだが、それにしてもコミカルに描かれている。
帰途、スケッチショウの新譜を購入。非リアルタイム型 YMO 小僧のぼくにはたまらん音だ。なんだかファンサイトくらい作ってしまいそうな勢いである。
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