白林檎ベースステーション

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2003.1.15

 相方の Mac から MO ドライブと 20 GB の HDD を譲り受ける。うちのデータはほとんどファイルサーバに置いているので、クライアントマシン(要するにぼくとか相方の Mac、それに PC)に大きな HDD は必要ない。相方もそういう理由で快諾してくれたわけだが、なぜぼくが欲しがったかというと、OOo の Quartz 版や Final Beta を試してみたかったからだ。前者はソースで配布されていて、使うには自分でビルドしなければならない。これが 4 GB も HDD を食うとのことで、ケチな使い方をしているぼくの Mac には当然そんな容量は残っていない。で、白羽の矢を立てたという次第である。あとは Jaguar を買ってきて入れるだけだ。

 MO の方はサーバのバックアップを取るためだ。ドライブを付けていた相方に「バックアップとってね。なるべく頻繁に」と言ったところが数ヶ月に一度しか取らず、もっと頻繁にと要求したら自分でやれと言われたので、ぼくのところに MO ドライブを付けることにしたのである。まあ印刷業界じゃなし、そうしょっちゅう MO でデータをやりとりするわけでもないしな。うちではバックアップくらいにしか使わない。

 ぼくのデータを整理していたら面白いものがでてきたので紹介しよう。指輪物語の有名な一節を捩ったもので、先日「ロード・オブ・ザ・リング」を鑑賞した身としてはなかなかタイムリーなネタのつもりだ。原文を知らない人のために原文から掲げておこう。

三つの指輪は、空の下なるエルフの王に、
七つの指輪は、岩の館のドワーフの君に、
九つは、死すべき運命の人の子に、
一つは、暗き御座の冥王のため、
影横たわるモルドールの国に。
一つの指輪は、すべてを統べ、
一つの指輪は、すべてを見つけ、
一つの指輪は、すべてを捕えて、
くらやみのなかにつなぎとめる。
影横たわるモルドールの国に。

(J.R.R. トールキン『指輪物語』より)


 次に、出てきたメモ。確か2ちゃんねるかどこかで拾ってきたのだと思うが、ともあれ味わいが薄れるから、今日の日記はこれを載せたらおしまいにしよう。

三つの OS は、ガラスの塔の会社の王に、
七つの OS は、豊かな果樹園の谷間の君に、
九つは、死すべき運命のドットコムに、
一つは、暗き御座の冥王ゲイツのため、
影横たわるレッドモンドの地に。
一つの OS は、すべてを統べ、
一つの OS は、すべてを見つけ、
一つの OS は、すべてを捕らえて、くらやみのなかにつなぎとめる。
影横たわるレッドモンドの地に。