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2003.3.27
あいかわらず忙しい白林檎である。まったくもう、どれくらい忙しいかというと、日記を書く暇すらないくらい忙しいのである。今日は書いてるけど。
来る日も来る日もプログラミングである。こうプログラムばかり組んでいればスキルが上がりそうなもんであるが、まあちょっとは手応えはあるけれど、あまり格段に技術が向上したとも感じられず、なかなかじれったい日々を過ごしている。
開戦から一週間、米国連邦議会ではもう戦後復興をどこの企業にまかせるかなどというタコな議論をしているそうである。候補に名を連ねるのはいづれも不況にあえぐアメリカの大企業ばかり。中には現政権の副大統領がかつて CEO をしていた会社もあるというから、これが茶番劇でなくて何であろうか。こういうのは民主主義ではない。利己主義というのである。
アメリカはぼくが生まれた頃からすでに貧富の格差が問題になっていたが、現在はそれが縮まるどころか広まる一方だそうだ。過度の実力主義のおかげで、会社を立て直すほど「能力のある」経営者は莫大な額の報酬を得る一方、その戦力として日夜働いている一般従業員は、ほとんど昇給ナシに近い。こうしたいわば資本主義的貴族階級がのさばっている社会制度や、自国の利益のみを追求する対外政策を見れば、フセインならずともアメリカをして帝国主義と呼びたくなるのも当然だ。
ただひとつ進歩的なのは、この帝国の皇帝が民主的な手続きを経て選出されるところだろうか。もっとも、そうは言ってもこれはあくまで国内的なメリットなのであって、外国から見ればはた迷惑な暴君であることに変わりはない。
小泉さんも答弁が苦しいわけである。板挟みだもんなぁ。
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