|
|
|
|
2003.4.12
何か知らんが暖かくなったと思ったら早速蚊が飛んでいる。一体、この街はどうしてこんなに蚊が多いのか。ぼくのスーツは春、秋、冬のスリーシーズン着られるタイプのものだが、ここに棲息する蚊は春、夏、秋のスリーシーズン対応で、随分先進的といおうか、憎たらしいといおうか。日本で一二を争う汚染度を誇る川が近所にあるからだろうか。
そういえばこの川、ときどき水面が虹色に反射していて、どこかの工場が排水を流すか何かやらかしたのだろうと思っていた。しかしゆっくり考えてみると、これはボウフラ駆除のための油膜ではなかったろうか。水面に油膜を張ると、油膜の下に空気が通らなくなる。お茶が酸化しないのと同じ理屈で、ボウフラを窒息させようという魂胆なのではないかと思うのだが、まあどうでもよろしい。とにかくこの蚊を何とかしてくれ。
ぼくは蚊が嫌いである。別に蚊という昆虫自体は嫌いではないが、血を吸ってやろうと身辺で様子を伺っている様子や、寝ているときに耳元をプーンと飛ぶ迷惑極まりない行動などは、末代まで祟っても祟り足りないくらい憎たらしい。特に耳元を飛ぶの、あれ本当に何とかならんか。眠っていても一発で目が覚めるのだが。血を吸う蚊は産卵期のメスのはずだから、こいつらを片っ端から叩き潰すなり蚊取り線香で落とすなりすれば、多少なりとも蚊が少なくなるのではと、アホなことまで考えてしまうほど辟易しているのである。
今日はほぼ徹夜明けで客先に行っていたから、頭フラフラ体クタクタなのであるが、蚊が耳元を飛ぶおかげで何度も夜中に目が覚めた。仕方がないからこうして日記を書いているというわけだ。
畜生、明晩はベープか何かを引っ張り出してきてやるからな。見ておれ。
|
|
|
|
Copyright © 2002-2024 WhiteApple all rights reserved.
|