|
|
|
|
2003.5.26
巷で SARS が話題になる前から、ときどき呼吸が苦しくなることがある。もう半年くらいになるだろうか。
夜、ふとした拍子に気管が押しつぶされたようになり、空気が吸い込めなくなるのである。頑張って深呼吸をすると、喉がひゅうっと鳴り、少しずつ少しずつ空気が肺に満ちていくのを実感できる。普段は何ともないので肺炎の類ではないと思っていたが、一時のものと思っていたのになかなか治らないので、重い腰を上げて病院へ行った。
保険証を出し、名前やら住所やらを書くと、おもむろに受付の女性が紙コップを差し出した。呼吸のことで来ているのにどうして検尿をするのか不思議だったが、まあ検査には違いないので取っておいた。その後検温し、診察。といっても診察らしい診察は聴診器で胸の音を聴いたくらいで、あとは専ら問診だった。結果、ストレス性のものだという診断。病気でもなければ異常でもないそうで、一安心といったところである。しかしストレスによるものであれ実際に息が苦しくなるときがあることに違いはないので、頓服薬として安定剤を処方してもらった。
ストレスなんて、何の自覚もないんだけどなぁ。と話していたら、相方の父上にそんなものだと言われた。無くて七癖というが、それと似たようなものだろうか。だとしたら、ストレスを自覚している人のストレスはいかばかりか、想像するとちょっとゾッとする。
|
|
|
|
Copyright © 2002-2024 WhiteApple all rights reserved.
|