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2003.7.17
エヴァ一旦完結。第弐拾四話の次回予告が「Air」の方だったので、こちらが庵野監督の想定していた元々の終幕だということもあり、一旦こちらで閉めた。途中いろいろとストーリーが補完されていたおかげで、エヴァも随分すっきりとわかりやすい話になったなぁというのがとりあえずの感想である。受け手の想像力を試すような、文学作品に似た匂いを持つストイックなテレビ版の方も、あれはあれで面白かったのだが。
話は変わるが、朝日新聞だったか、日本語の乱れを云々している記事があった。この手の論文はいつの時代にも出てくるものだが、その記事で取り上げられていた「よろしかったでしょうか」という言葉、これ、ちょっと意識していると、確かにかなり耳に付く言葉だ。
もっとも、今日のケースが特殊だっただけかもしれない。数分前に注文して、料理を持ってきたときに「こちらでよろしかったでしょうか」は許容範囲なのだが、こちらから要求したわけでもないのにやってきて、目の前の皿を今まさに下げようというときの「お下げしてよろしかったでしょうか」は流石に違和感を覚えた。いくらなんでも時系列くらい意識してしゃべってくれ。
件の朝日新聞は「よろしくなくても既にやっちゃんたんだから、いいよね。許してくれるよね。という意識が透けて見えるようでいい気分がしない」というような意を書いていて、そう言いたくなる気持ちもわからないではないが、やはり少々穿ち過ぎの意見だろう。
まあ言葉ほどシチュエーションによって印象の異なるものもないから、いろんな見方があってしかるべきだとは思うけど。結局こんな結論かよ。
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