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2003.8.4
今日は暑かった。小学生のような文だが、これ以外に表現のしようがないのだから仕方がない。泣く子も黙るというが、今日の暑さには蝉も辟易していたようで、午後の一番暑い時間には、いつものやかましい鳴き声がピタリと止んだ。
こういうときはさっぱりとして美味なものを食べるのが一番である。先日某宅でいただいた鰹のたたきなどあれば最高なのだが、今冷蔵庫に入っているポン酢醤油が実に情けない味なもので、残念なことに作るのは無理である。このポン酢醤油というのが先日鍋物をしたときに、とここで余談だがぼくは夏でも構わず鍋物を食べる。相方もあまり頓着しないので、今日のように人智を超えた暑さの日はともかく、夏にもかかわらず土鍋が食卓を占領することはままあることなのである。
で、件のポン酢醤油だが、たまたま現金の持ち合わせが少なかった時に買い物をし、つい最も安いポン酢醤油を選んでしまったのだ。原料表示を見るくらいのことはすればよかったのだが、これがいかにも失敗だった。何だか妙な香りがするのである。どうも柑橘果汁を手当り次第に放り込んでいるようなのだ。同じ柑橘類だからといって和洋折衷にして味が合うわけがないと思うのだが、ゆず、かぼすとある中にグレープフルーツが名を連ねているところを見ると、誰もつっこまなかったのに違いない。
仕事部屋の気温がなかなか下がらない。一日中クーラーをがんがんかけているのに、さすがこれだけ機械が稼働していると熱がこもるようだ。せめて BGM は涼しげにピアノを聞く。ラヴェル最高。
夕食後の追記。結局鰹を食した。ポン酢醤油は別のものを使ったけれど。
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