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2003.12.14
我が家から仔猫が一匹北海道へ旅立つことが決まったのは、もう二ヶ月程前のことだったろうか。今日、空輸の為に関西国際空港へ行ってきた。本当は飛行機に乗って相方と二人して里親さんのご自宅までお届けしたかったのだが、時節柄そんなことも言っていられないので、仔猫だけ送ることにしたのである。猫はまだわらわらと居るから寂しいということもないのだが、別れるときはやっぱり切なくなった。
先ほど里親さんから電話があり、初めての飛行機に驚いて目を見開いているものの、すこぶる元気な由。これからご自宅でゆっくりさせてもらうそうだ。幸せになってほしい。
ところで、関西国際空港略して関空へは、電車もリムジンバスも出ている。それぞれエアポートターミナルのすぐ前に到着し、搭乗手続きは非常にスムーズに行えるようになっている。ここまでは素晴らしい。国土交通省万歳だ。が、国内貨物の受付はそこからさらにバスを乗り継いで行かねばならぬほどの遠方にあり、しかもそのバスは一時間に三本しか出ていないというのである。時間に非常にシビアな飛行機の発着施設とは思えぬ程のテキトーな設計だ。
必然的に、自動車で行くことになる。しかしぼくは関空へなど自動車で行ったことはないし、おまけに数年ぶりに高速道路へ乗る必要があるらしかった。ぼくは激しく狼狽し、昨晩はマピオンで二度も往復シミュレーションを行ってようやく心を落ち着けたもののなかなか寝付けず、朝になって出かけるという段になって急に一般道を通っていくことになり、ここにぼくの狼狽は頂点に達したかと思われたが、おかしなもので人間こういうときは逆に腹がすわるものである。意外と落ち着いて運転出来たし、それより何より、予期に反して関空までの道のりは素晴らしく走りやすかったのであった。
帰途、心に余裕ができたので、あちこち寄り道をしながら帰ってきた。ホームセンターで猫トイレやら爪研ぎ器やらを購入したり、昼食に回転寿司へ寄ったりしてきた。だが流石に疲れたので、FFCC などしながら今日はもう休憩するつもりである。
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