白林檎ベースステーション

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白林檎的日常

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2004.1.31

 日本橋へ出たついでにブックオフを覗くも、『るろ剣』の在庫は僅少で、既に読んだ巻ばかりであった。仕方なく OCAT まで行き、丸善に寄るが、なんとここにも無かった。結局、家から近い本屋でことを済ませた。完結した作品は一気に読破出来るのが良いところだが、本屋に置いていない場合もあるという、新たなる危機に直面した一日であった。

 IO DATA の直結型プリントサーバ、ET-FPS1L を購入。約 8,000 円也。これは何をするものかというと、普通の家庭用プリンタを Ethernet で繋いでネットワーク共有プリンタにするための機器である。この手の製品は実のところあちこちのメーカーが様々なものを売り出しているが、わざわざこれを選んだのは、現時点で Macintosh にまともに対応している唯一の製品だからだ。

 誤解の無いように書いておくと、もちろんほとんどの製品は Mac に対応している。が、残念ながら「完全対応」ではないのである。というのも、AppleTalk からは PostScript プリンタ、端的に言えばレーザープリンタへの印刷にしか対応していないのである。Mac OS X の場合は適当に PPD を拾ってきて lpt するよう設定すればいいが、ぼくはまだ半分 Mac OS 9 を使っているので、左様な中途半端な対応状況では困る。あれこれ調べていくうちに、IO DATA のこの製品に行き着いた次第である。

 某ネットショップのカスタマーレビューによれば、Mac からの印刷に異常に時間がかかるとのことであったが、これはファームウェアのアップデートで解消されているようだ。ただし、ファームのアップデートは Windows からしか出来ない。この辺がちょっと片手落ちな気もするけれど、まあうちには Windows 2000 もあるので、とりあえず困らない。IO DATA に言えばサポートとしてアップデートしてくれるようだが、Mac しか持っていない方は少し注意が必要だ。

 さて、うまく動いているかというと、対応プリンタリストに載っていないものを接続しているだけあって、まだうまく設定できないのである。出来ないはずはないので、頑張って設定するつもりだ。こんなにてこずるのは初めて FreeBSD と格闘して以来だから、随分久しぶりである。実に楽しい。