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2004.2.8
プリントサーバはなかなか快調である。本当を言うと ALPS MD-5000 を接続して使いたかったのだが、いろいろ試した挙句うんともすんともいわないため、諦めておとなしく HP Deskjet 970cxi で使うことにした。ぼくは ALPS のプリンタが好きだが、HP のプリンタも好きである。そして Deskjet 970cxi は I-O DATA でも動作確認がとれている。今度は何の苦労もなく設定できた。Mac OS 9、Windows 2000 それぞれからネットワークプリンタとして使用できる。
ところが、Mac OS X では EtherTalk 越しにプリンタが見えない。何事ならんと I-O DATA のサポートページを見てみたら、なんと Mac OS X では PostScript プリンタしか動作確認をとっていない。仕方がないから IP プリンタとして登録し、テストデータを PPD ファイルと一緒に食わせたら、宇宙語を吐き出しやがった。
こういうときは LinuxPrinting.org が頼りになる。行ってみると、案の定 Mac OS X 用の印刷ソリューションがあった。それも独立したコーナーまで用意されている。素晴らしい。ここから hpjis と Gimp-Print を入手し、順番に試してみる。hpjis はどうもイマイチな感じだったが、Gimp-Print + CUPS でバッチリ印刷できた。GNU 万歳。
一応、簡単に手順を記しておく。Mac OS X 10.2 で、プリントサーバの TCP/IP 設定は済んでいるものとする。まず、 Gimp-Print をダウンロードする。ディスクイメージで落ちてくるので、これをマウントすると、中にインストーラパッケージが入っているから、普通のアプリケーション同様の手順でインストール。完了したら、プリントセンターを起動し、追加をクリック。IP プリントを選ぶ。アドレスやキューは付属のマニュアル通りに設定し、プリンタの機種では自分のプリンタ、ここでは 970cxi が Gimp-Print によって 900 Series として選択できるようになっているので、これを選ぶ。以上で完了である。場合によっては「情報を見る」メニューから場所欄に IP アドレスを入力する必要があるかもしれないが、まあこの辺は勘で適当に。
ご参考になれば幸いである。あと、 Gimp-Print が対応しているプリンタのリスト も参照のこと。
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