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2004.5.27
実家に帰省して、大阪に持って帰ってきたものが二つある。ひとつは石鹸とシャンプーである。そんなら三つじゃねーかなどというツッコミはしなくてよい。
この石鹸とシャンプーは、炭から作られているらしい。父が最近凝っているらしく、またアトピーにも良いのでいくつか持って帰れと言われたのである。確かに普通の石鹸を使うよりも大分良いようだ。汚れもしっかり落ちる。シャンプーなど一度洗髪したら二日ほど放っておいても支障がないくらいよく洗える。持つべきものは親だ。
もうひとつは、小田和正のCDである。CDというか、正確にはCDの中身なのであるが、オリジナルのCDはほとんどぼくが買ったものであるし、これくらいの個人利用は消費者として当然の権利だ。だから、こうして日記にも堂々と書けるのである。 文句あるか。
小田和正の曲はぼくの音楽的な原点であると言って良く、最近はしばらく遠ざかっていたから『個人主義』の収録曲は自信がないが、それ以外の曲なら、オフコース時代のものも含めてほぼ全て知っている。知っているというのは、曲名と歌詞とメロディとバッキングが完全に結びついて、頭の中にストックされているという意味である。
一時期、このことが逆にコンプレックスだった。どれだけメロディを書いても、どうしてもどこか小田節になってしまう。それがつらかった。そこで、大学に入る前後から最近まで、しばらく小田さんの曲からは距離を置くようにしていた。おかげでいくらか影響力は弱まったが、これは別に小田和正が嫌いになったというわけではなくて、今もやはり好きである。
こうして聴いていると、なぜだか少しほっとする。決して郷愁などではなく。いくつか足りないアルバムもあるから、いずれ買い集めたい。
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