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2004.8.5
最近不満な事。
Mac OS XのFinderが10.3になっても相変わらずどこかマヌケである。全体的には、10.0の頃に比べ、かなり良くなったと思う。Mac OS 9までのFinderよりも直感的でなくなった、ファイルの実在感がなくなったというような声は旧来のユーザーからちらほら聞かれるところであるが、またぼくもそれはその通りだとは思うが、一方で、ここまで膨大な数に膨れ上がったファイルを効率的に管理するには、やはりMac OS X方式のFinderの方が優れている。ClassicなFinderはシステムフォルダの中身がせいぜい十個という時代に設計されたものであるから、やはりそういうシステムを管理するように出来ているのである。
管理方式の優劣はともかく、PantherのFinderがマヌケなのは、カラム表示にしているときである。ご存知の通り、カラム方式では、テキストファイルや画像ファイル、ムービーファイルなど、既知の形式のファイルについてはFinderが自動的にプレビューしてくれる。してくれるのはいいのだが、ダブルクリックしてオープンする瞬間にも わざわざファイルをロックしてプレビューしてくれやがるものだから、開いたファイルがしょっちゅう「書き込み不可」になるのである。ぼくの場合、開くのはテキストファイルがほとんどであるためか、このトラップにひっかかりやすく、実にイライラする。蒸し暑いものだから余計にイライラする。
Tigerでは治しておくこと。宿題である。
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