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2004.8.9
いろいろあって疲れたので(と書くと暗ぁい感じであるが、別にそんなことはない。文字通りの意味である)、GBASPを買った。GBASPなどと書くとまるでパソコンの部品かインターネット上のサービスのようであるが、ちっともそんなことはなく、ゲームボーイアドバンスである。一緒にFFTアドバンスを購入。
もっとも、購入といっても20,000ポイント近くたまっていた相方名義のルピーポイントを使用したので、一銭も支払っていない。ソフマップ様々である。 画面の真ん中にドット抜けがある以外は概して満足である。
ゲームボーイを所持するのは初代モデル以来だが、随分と進化したものだ。音やグラフィックも進化したが、何といっても携帯ゲーム機として非常に洗練された感がある。バッテリーの持続時間、インターフェース、どれをとっても素晴らしい。ソフトもスーパーファミコン並のクオリティを保っていて、これも素晴らしい。また、驚いた事に初代ゲームボーイ時代から現在までのほとんどのゲームボーイタイトルに対応しているらしく、これまた素晴らしい。
仕事の合間にちょっと息抜きにFFTアドバンスをやるのは、思っていた以上に手軽であるし、快適である。テレビゲームは遊ぶのに少し気合いを入れる必要があるが、ゲームボーイだとひょいと手を伸ばすだけで良く、この気軽さが子供たちにも受けているのだろうなどと思う。ゲームもスーパーファミコン時代くらいの、比較的軽めのタイトルが多く、これも気楽に楽しめる重要なファクターになっている。
何しろプレステ陣営は「ターゲットはある程度以上の年齢層」と言い切るほどで、端から子供向けでないばかりか、大人でも腰を据えてやらなければならぬゲームが多すぎる。ゲーム業界が斜陽だというのもこれでは仕方がないと思えてくるし、また一方でゲームボーイが絶好調なのもうなずける。任天堂はファミコン時代からエンターテイメントの何たるかをきちんと心得ている。子供に受けないものは大人にだって受けないのだ。
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