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2004.9.21
小学生の四割が「太陽は地球の周りを回っている」と思っているのだそうで、これはもはや教育云々の問題ではなく、親の質が情けないほどに低下した結果であると見るべきだろう。地動説くらい、普通は家族間の会話で自然に身に付く程度の知識であって、どちらかといえば教養の範囲である。まさに子は親の鏡というわけだ。
まあ朝日新聞のいうことだから、四割というのは少なからず操作が入っているのだろうが、それでもこの現代日本で天動説を支持する人間がこれほどいるとは思わなかった。もっとも、宗教的な理由で天動説を支持している人ならいくらでもいる。だがこの場合、同じ天動説支持者であっても、前者と後者との間には大きな隔たりがある。もちろん後者の方がずっと優秀である。知識が現代の常識に照らして正しいといえるかどうかはともかく、少なくともしっかりした教育を受けてきたであろうことは推察できるからだ。
常識なんてものは脆く崩れやすいものであって、人類の歴史における発明や発見は、常に常識を疑うところからスタートしている。とはいえ、常識を持っていなければそれを疑う事すらできないのだから、やはり最低限の常識くらいは持っていた方が良さそうだ。世の非常識な馬鹿親どもはこれを機に反省すること。ついでだから、愛する事と甘やかす事の違いについても研究して、レポートにしてどこかに提出すること。
ところで、常識といえば、ぼくの音楽的常識をふっとばしてくれる作品を見つけた。セガが開発している「君のためなら死ねる」というゲームのテーマソング(?)である。別に怖かったりするものではないので、まずは何も言わずに 公式サイトをご訪問いただきたい(いきなり音楽がなるので注意)。
今、ネット上はこの音楽のために大変な騒ぎになっている。なんというか、もう、かっこよすぎです。セガはたまにこういう妙技を見せてくれるので良い。(゜∀゜)ラヴィ!!
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