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2005.1.24
しばらく前からごろごろ水がなくなっていたので、仕事をある程度片付けてから、午後から天川へ行った。ただ、実を言うとあまり気が進まなかった。天川村の近辺は標高が高く、ひょっとしたら雪が積もっているかもしれないと思ったからである。しかしごろごろ水がないと死ぬ──ということはないが、ちょっと困るし、二月ともなればますます寒くなるだろうから、今の内に汲んでおいた方がよかろうとも思っていた。
一昨日くらいまで近畿中南部は天気があまり良くなく、つまり雨が降ったりなどしていた。大阪は雨で、奈良も雨だったろうが、標高が高くなればすなわち雪になるのであって、実際、奈良でも山の上の方は雪が降っていたらしい。だが昨日から今日にかけては太陽が顔をのぞかせていたし、比較的暖かかったから、少々の雪くらいなら今日の午後には融けているだろうと考えた。道端に雪かきのあとの山くらいは残っているかもしれないが、いくらなんでも道路にまで残っていることはなかろう。
そのようなわけで自動車を走らせること二時間弱、天川村に到着。
……積もってるし。。。_| ̄|○
しかも早々と路面がところどころ凍結している。それでも何とか村内を恐る恐る走っていったが、水汲み場の700mほど手前からはもはやチェーンがなければ走行不可能な路面状態となり──何しろブレーキをかけても止まらぬくらいにタイヤが滑るのだ──撤退を余儀なくされた。登るくらいなら出来たかもしれないが、100kg近く水を積んであんな道を下ってくるような蛮勇は生憎持ち合わせていないのである。
相方の弟が先日からアメリカに留学している。そろそろ生活も落ち着いてきたようで、英訳された日本のマンガを買ってみたりなどしているそうだ。だが価格が高く、しかもほとんどのマンガで巻が揃っていないなど、あまりマンガ事情が良いとは言えないようである。
そのようなマンガ事情の中、サムライものだけは圧倒的な品揃えを誇っているらしい。親日的と言えなくもないが、日本へ観光に来たアメリカンが There are no SAMURAIs!!!! などと アメコミ風に叫び出しやしないかと心配でならない。
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