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2005.2.6
冨樫義博『ハンター×ハンター』最新刊が発売されたので、購入。段々発売サイクルが長くなっているのは気のせいではないはずである。しかし、それも仕方のないことだ。ジャンプとコミックスの絵を見比べてみればわかる。冨樫さんはジャンプに入稿する時は下描きを持っていき、コミックスにするときにあらためてペン入れをしているからだ。連載が休みがちになるのも仕方がないし、コミックスの発売が遅れるのもこれまた仕方のないことなのである。
また、最近は『幽遊白書』の豪華装丁本の発売も重なっている。まさかこちらに筆を加えるようなことはしていないだろうが、表紙は描き下ろしイラストだから、やはり『ハンター×ハンター』の連載にも影響が出てくるはずだ。
冨樫義博先生におかれては、こうやって自分を無理矢理納得させている読者の胃に穴が空く前に、状況を何とか改善していただきたいものである。
つーか、とりあえずネットゲーやめれと言いたいのを我慢しているこちらの心情も考えてもらいたいものだ。
ゲームといえば『ハンター×ハンター』にはテレビゲームにヒントを得たと思われる状況や表現が多いが、21巻に収録されている話ではこれがさらに顕著である。冨樫さんがプライベートなどで「ああ、アバタールチューナーやったんですね」とか「ファイナルファンタジーでは5が一番好きでしょ」とか突っ込まれてやしないか心配だ。
ジャンプといえば和月さんの『武装錬金』の掲載順がヤバイとかいうことなので、ぼくもコミックスを買って応援しようかと思ったが(完結してから一気に揃えようと思っていたのである)、よく考えたらジャンプを毎週五冊ずつくらい買ってきて、アンケート葉書を出しまくった方がよほど効果がありそうだ。よってとりあえず様子を見ることに。
和月さんは『るろうに剣心』でデビューしていきなりブレイクしたが、その次のナントカいう西部劇マンガ(?)では打ち切りを食らっている。白林檎的にガンマンというのはあまり興味がなく、そのナントカいうマンガも「打ち切られた」という話題で初めて知ったくらいなのだが、『武装錬金』では初心に返って剣劇のようだから、ひそかに応援しているのだ。まあ、ひそかな応援などというものほど役に立たないものもないのであるが。
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