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2005.6.5
産経新聞社の報道によれば、例の 人権擁護法案の件に、幾分かマシな動きが出てきたようだ。つまり、自民党案に、国籍条項とメディア規制条項削除を盛り込み、人権委員会の権限を著しく削減し、さらにいかなる言動や行動が人権侵害にあたるかを「日本国憲法に規定された基本的人権を侵害したとき」という、かなり具体的な表現──運用面を考慮してある程度解釈の幅を拡縮出来る表現を使うのは法の世界ではよくあることで、古賀氏のまとめた初案にあった際限なく拡大解釈可能な表現が如きはもとより論外だが、このように根拠を日本国憲法に求めて範囲を決定するのであれば適切な運用が期待できるし、何より法治国家たる日本においては至極まっとうな話である──に置き換えようではないか、という動きが出ているらしい。
細かいことをいえば、報道では人権委員会の選任方法について触れられていなかったのが気になるが、修正案の第一段としてはまあ上出来の部類に入るのではなかろうか。ぼくも修正案そのものをきちんと目にしたわけではないので、あまり無責任に楽観論ばかり唱えるわけにもいかないが、とりあえずは一安心といったところだ。
とはいえ、まだ当分調整が難航しそうな雰囲気ではある。古賀氏にしろ、より良い内容で悲願の人権擁護法案を立法できれば、それこそ本望であろうから、どうか修正案はどしどし受け入れていただきたいものである。
ところで、アップルがインテルのチップを使うとか使わないとかいう噂が飛び交っている。古参のマックユーザーになればなるほど、この手の噂はうんざりするほど耳にしてきたようだ。
ぼくはまだ古参というほどのマック歴を有していないから、少なからず狼狽し、久しぶりに新Mac板など眺めていたが、ようやく少し落ち着いてきた。落ち着いてみてさて改めて考えるに、Mac OSのx86系CPUへの移植というのも何度となくささやかれてきた噂話で、今度のはそのバリエーションではないかと思う。さもなくばCHRPの亡霊であろう。
万が一それが真実であったとしたら、もう一度CPUの乗り換え芸を目の当たりに出来るのだろうが、あまり歓迎できぬことであると言わざるを得まい。ま、週明けのジョブズ氏のトークショウを待とう。
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