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2005.11.7
小春日和というにはちょっと時期が遅いような気がするが、ともかく今日は暖かい一日だった。目が覚めてみると相方が右手に梅干をひとつ持っていて、食べないかと言った。相方の母君はときどき梅ジュースを作るのだが、そこに漬かっていたものだという。曰く「漬け過ぎて、かなり甘いけど。」
漬かっていたものだから梅干というよりは梅漬と呼ぶべきなのだろうが、まあこの際そんなことはどっちでも良い。梅干だろうが梅漬だろうが、ぼくの大好物であることには間違いない。そこで、一も二もなくいただくことにした。丸のまま頬張ると、「わ、本当に食べた」と驚かれた。こんな美味いものを食わずに放っておく方がどうかしている。まだまだ沢山あるから、どんどん食べてくれと言われた。相方から見るとよほど見事な食いっぷりだったのだろう。
梅といえば、ぼくの母も昔はよく梅酒を造っていた。今もそうなのかどうかは知らない。造るときは大きなガラスの容器の七、八分目くらいまでホワイトリカーを注ぎ込み、氷砂糖を少量、それから青のままの梅の実をゴロゴロと入れていた。梅が入ると容器の口の辺りまで酒で満たされるという案配である。その後、これを台所に備え付けの、床の一部がパカッと開く収納(名称がわからん)に入れて、そのまましばらく寝かせておく。間違っている箇所もあるかもしれないが、大筋ではこのような手順だったと思う。
あるとき、二年間かけて熟成させた梅酒の容器が、一口も飲まれぬうちに割れてしまったことがあった。もしかしたらこれがトラウマになって、最近は造るのを止めてしまったかもしれない。
味のしなくなった梅の種をしゃぶりながら、そんなことを考えていた。それから、近所のスーパーへ出掛けて行って、カンパンを二缶買った。
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