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2006.1.15
食卓に熊が出た。なかなか口にする機会のない食材である。それどころか熊肉が食べられるとということを、ぼくは今日の今日まで知らなかった。熊の手が漢方薬だか何だかになるのは聞いたことがあるのだが。
相方もどうやって料理したものか見当もつかなかったようで、どういう料理になら使えるかどうか確かめるために、とりあえず薄く切って、焼いて食べてみたそうだ。すると意外にクセのない味で、牛肉のような感じだったらしい。しかしとても硬い肉なので、ビーフシチューのルーを買ってきて数時間ほど煮込み、シチューにすることになった。すなわち 熊シチューである。シュールな響きだ。
名前こそシュールな響きだが、確かに牛肉とほとんど変わらない食感だった。牛スネを使ったシチューと熊シチューを一緒に出されて判別しろと言われても、多分無理だろう。この分なら牛スジ代わりに使っても良さそうである。おでんとか、ネギ焼きとか。熊丼……は、ちょっと無理だろうな。
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